昔、ジョン・F・ケネディ大統領は1960年代が終わるまでに、人類を宇宙に送ると決めました。
目的は、アメリカが最強の国であることを証明するためと、宇宙開発競争に乗り遅れないためでした。
しかし、このとき、ケネディ含め側近も宇宙に行く方法を知りませんでした。
しかし、大統領のこの言葉に刺激され、研究者含め宇宙開発技術者達は宇宙へ行く技術を確立しました。
そして1969年、ニール・アームストロングは人類で初めて月に降り立ったのです。
この話って結構有名だから知ってる人も多いと思います。
私はいろんな人の相談にのったり、コンサルティングをしているとき、いつもこのジョン・F・ケネディ大統領の話を思い出します。
なぜかと言えば、多くの人が目を輝かせて目標を掲げ、息巻いた後、その目標を達成する途中のプロセスの大変さに話が及んだとき、輝いていた顔が急に曇ってしまうからです。
ジョン・F・ケネディ大統領は途中の大変さに焦点を定めなかった。
でも多くの人は目標ではなく、途中の過程のプロセスに焦点を定める。
そして、
「これって難しいですよね?」
「かなり大変そうですよね~」
このような言葉が出てきて、ゴールの目標についての話はもうほとんど出なくなってきます。
焦点が途中の苦難にピッタシと定まっている。
するとどうなると思います??
焦点を定め、思い続けたものは、あなたの手に入るんですよね?
ということは、希望の通り、苦難がやって来てくれますよ。
その結果言うことは、
「あぁ~やっぱり思ったとおりだー」です。
そりゃそうだ、だって、あなたが望んだものなんだから。
何か目標を定めたら、一心不乱に目標だけを見て進むのですよ!!
その過程に出てくるモノは「あっそ」ぐらいに思っとけばいい。
車の運転も一緒でしょ!
富士山に行くとき、富士山を見ながら、あっちの方向にあるなと確認しながら運転してる。
途中の道ばっかり見てたら目的地の富士山に着かないですね。
目標に全神経を注ぎ、途中の過程に目を向けない。
焦点はあくまで目標に定める。
意識は常にゴールに!
そうすれば現実はそこに確定します。