貧乏は心を貧しくする
貧乏は諸悪の根源と言っても過言ではないでしょう。
貧乏は犯罪の大きな要因となりますし、多くの場合、心に大きな苦しみをもたらします。
人間的に素晴らしいと思われているような人でさえ、金銭的に追い込まれると違法なことに手を出してしまうようになってしまいます。
昔、アメリカのロサンジェルスの知事選挙に立候補した俳優のアーノルドシュワルチェネッガー氏が「僕はお金をたくさんもっているから、誰からも買収されたりしないから大丈夫」といっていたのが話題になりました。
この言葉は、金銭的に不足がちな人が悪いことに手を染めてしまう可能性を言いあらわしています。
もちろん、お金をいっぱいもっている人が良い人とも限りません。
お金持ちの中には悪いことをたくさんしてお金を得た人もたくさんいますし、性格が悪い人も多いのは現実ですね。
しかし、お金の余裕は確実に心に余裕を生み出します。
これは事実です。
お金に余裕がないと心に余裕が生まれません。
心に余裕がないと、全てに余裕がなくなり、最終的には体調にまで影響を及ぼすことになります。
貧乏は自分の心が作る
貧乏な人は無意識で「自分はお金に縁がない、自分は貧乏でも仕方ない」と思っています。
表面的には「俺は金を儲けるぜ!ワッハッハー」と言っていても潜在意識下では「自分はずっと貧乏だろう」という意識が根付いています。
なぜだと思いますか?
それは、人からたくさんのお金を貰うことや、お金の話を「堂々とすることは良くない」という概念が根ざしているからです。
これはおそらく多くの日本人がもっている意識です。
幼少期に「お金は汚い」「お金儲けをする人は良くない人」「お金儲けが上手い人は悪人」「無償奉仕することは立派」「安くていいものを提供するのがいいこと」このような価値観を植えつけられてきたからですね。
しかしですよ、こんなものまともに受け入れていてはずーっとお金から縁遠い生活になってしまいます。
お金自体は良いものでも悪い物でもありませんよね?
使う人の品性次第です。
考えてもみて下さい。
お金をガンガン稼いでくれる人がいないと困ることっていっぱいあるんですよね?
あなたが勤めている会社はどうですか?
お金が稼げないと給料が上がらないですよ。
ボーナスもいっぱい出ませんよ。
私たちの暮らしはどうですか?
法人税や所得税の額が少なくなるとどうなるでしょうか?
行政サービスの質が落ちるかもしれません。
お金は堂々と儲けましょう。
お金は良いモノと思いましょう。
いくら口で立派なことを言っても、お金がなければ困っている人を助けることもできません。
もしあなたがお金に困っているのであれば、心の中をチェックしてみて下さい。
いくら頑張っても成功できない原因や、いつもお金に困っている原因はあなたの心の中にちゃんとありますよ。