今日と明日はお花見のピークでしょうか。
しかし、寒いですよね。個人的な感想ですが、お花見の時っていつも寒いという記憶しかないです。
「暖かくていい気候だねー」なんて言いながら桜の下でお酒を飲んだ記憶は皆無(笑)
「寒い~」なんて言いながらお酒を飲んでいる記憶しかないですね。
さて前置きはこのくらいにしまして、今日のテーマに行きましょう!
今日は、「奇跡は起きるのではなく、おこすもの」
です。
奇跡とはいったいどのようにしておきるのでしょうか?
その前に、奇跡の定義って何でしょう?
広辞苑にはこう書いています。
「常識では考えられない神秘的な出来事。
既知の自然法則を超越した不思議な現象で、宗教的真理の徴とみなされるもの」
「既知の自然法則を超越した不思議な現象」という表現はさすがに広辞苑という感じです。
では、既知の自然法則とはいったい誰が作り出したものでしょうか?神様?誰か知ってます?
まあそれはいいとして、ここでは、「既知の自然法則」という言葉より、「既知の常識」という言葉に置き換えた方が解りやすいかもしれません。
あなたの頭の中にある「既知の常識」って何ですか?
- 頭が悪いと出世しない?
- 頭が悪いとお金持ちに成れない?
- 顔が良くないと幸せになれない?
- 明るくないと人に好かれない?
- 末期癌になると治らない?
- 成功する人は世の中のごく一部?
- 男は女より偉い?
- 資金が無いと商売では成功できない?
- 人脈がないと成功できない?
- 寒い日に薄着でいたら風邪をひく?
いっぱいありそうですね。
では、本題に戻りましょう。
奇跡は何故起こるのか?実は奇跡的な出来事というのは、別に奇跡では無いのです。
「癌と宣告されたが、ひたすら祈ったら奇跡的に治った」こういう表現がありますが、じつは、癌患者さんの中では、治療をしなくても自然に治癒する人がわずかながら存在します。
いわゆる自然治癒。
このような人はどのような人かと言えば、「癌」に対して恐れを抱かない、落ち込まない人です。
「そんな人いるの?」こんな疑問もありますが、厳密に言えば、「一瞬は落ち込むし、恐怖感も持つが、気持ちがすぐに復興し病気を上回る人」こういった方がいいでしょうか。
人間は誰でも自然治癒力を持っています。
しかし、「癌」=「不治の病」という公式が頑なにできあがっている人は、間違いなく助からないですね。
このように、単純に、「AならばBになる」という観念を持っている人のもとには、いわゆる奇跡は起きません。
だってあなたの潜在意識はそれを信じていて、忠実に、その通りに事を運ぼうとするから。
大事だからもう一度書くと、「奇跡的な出来事というのは、別に奇跡では無い」かってに、「AならばBになる」という公式を深く信じていて、その公式に当てはまらなければ、「奇跡が起きた」と普通の人は言うのですよね。で、その公式は他人から聞いたり、本で読んだり、テレビで見たり、学校で教えてもらったりしたことが、ベースにあるわけで、自分が検証した訳ではないのです。
いいですか?
世の中には既知の常識では計れないことが腐るほどあります。
三重苦ながら、偉大な業績を残したヘレンケラー、頭を鉄パイプが貫いたまま生存している男性、高さ200mのところから岩に打ち付けられても、かすり傷で済んだ人、盲目で下半身不随でも出産し、子育てをしている主婦、末期癌からの生還(うじゃうじゃいますよ)、挙げていけばきりがないです。
いいですか、へんな公式に縛られて、その範囲内に自分の行動や思考をおくから、いわゆる奇跡は起きないのです。
もし、「高校も満足に通っていなくて、その後、水商売などをやっていて、ヤクザと結婚までしている」もしこんな女性が、あなたに弁護士になりたいと言ったら、どうします?「頑張ってね」とは口先では言うかも知れませんね。
でも本心は「奇跡でも起きないと、合格はできないよ」って思うのではないでしょうか?この人は実際に存在します。
ご存じの方もいらっしゃるでしょう。
でも、本人にとっては奇跡ではない、努力の結果です。
奇跡は起きるのではなく、あなたの思考と行動が、くだらない公式から抜け出たときにそれはやって来ます。
そう、「奇跡は起こすもの」です。