無一文の難病患者から復活した方法2

昨日は、献血をしてその結果、私がB型慢性肝炎に罹っていることが判明したところまでお話をしました。

今日はその続きとなります。

B型肝炎に罹っているかもしれないので至急、東京大学医科学研究所付属病院または日本赤十字社医療センターに行くようにという通知を受けた私は、その日から病院に行くまでの間「自分はひょっとして死んでしまうのかもしれない」この考えばかりが浮かんでは消え、それ以外のことを考えることができないような状態になっていました。

なぜなら、当時、三重大学でB型肝炎患者の血液から感染した医師と看護師が死亡したというニュースが日本中を騒がせていたからです。

よく、がんを宣告された患者さんが、その瞬間「頭の中が真っ白になって何も考えることができなくなったと」告白されていることがありますが、まさしくああいった感じでした。

東京大学医科学研究所付属病院または、日本赤十字社医療センターのどちらに行くか悩んだ私は、「東京大学」という名前が付いているからおそらくこちらの方が医療レベルが高いのだろう
と、今思えば幼稚な判断をして、東京大学医科学研究所付属病院に行くことにしました。

診察を受けた後、ドクターから「血液検査をしてその結果をすぐに見たいので結果が出るまで2時間ほど病院で待ってて下さい」と言われました。

ドクターのこの言葉を聞いた時、私は「やっぱりこの病気は大変な病気なんだ」と感じたのです。

2時間ほど待った後、診察室に呼ばれた私はドクターから意外な言葉を聞きました。

「加川さん、今日は家に帰ることができません。このまま入院してもらうことになります」

まさか、病院に行ったその日に入院になってしまうとは思ってもいませんでした。

私はとても戸惑ってしまいました。

なにせ、入院のための準備は何もしていませんでしたから。

明日に続く。。