今日は「潜在意識の特徴その1:潜在意識は24時間働いている」について書きますね。
潜在意識は、あなたが寝ている間も、あなたのために働き続けています。
例えばこういった経験はありませんか?
友達と映画の話をしていて、主演している俳優さんの話になりました。
しかし、その俳優さんの名前が思い出せない。
「何ていう名前だっけなぁ」といくら考えても全く思い出せない。
その「もやもや」した気持ちのままでその日は寝てしまい、次の日になってふと急にその俳優さんの名前が浮かんでくる。
こういった事おそらくほとんどの方が1回ぐらいは経験しているのではないでしょうか?
また、世紀の大発明や大発見などはお風呂につかってほっとしている時や睡眠中の夢の中で思いついたということが多くあります。
古代ギリシャの科学者アルキメデスは、「ぼーっとしながらお風呂に入っている時」湯船から溢れ出るお湯を目にしてアルキメデスの原理のヒントを思いついたと言われています。
また、IPS細胞でノーベル賞を受賞した、京都大学IPS細胞研究所の山中伸弥所長もテレビ番組で次のように言っていました。
「どんなに考えても全くアイディアが出ずに困っていたとき、子供をお風呂に入れた後ぼーっとしながらシャワーを浴びていたら、突然アイディアが湧いて大声を出してしまった」
ぼーっとしているときには、顕在意識の働きが弱まるため。潜在意識の活動が活発になり、日頃、顕在意識で一生懸命に考えていることに対しての回答を潜在意識が出してくれるようになるわけです。
瞑想を日常的に行っている人は、ひらめきを得ることが多くあると言いますが、これも瞑想を行うことで顕在意識の働きを弱め潜在意識にアクセスしやすくなっているからだと言えます。
明日は「潜在意識の特徴その2:潜在意識は善悪の判断ができない」について書きます。