潜在意識について復習その6

今日は「潜在意識について復習その6」です。

集合的無意識について説明します。

集合的無意識というのは、潜在意識のさらに下にあります。 

ユングは、この集合的無意識を空間性の立場からも考えていたそうです。 

つまり、空間的に離れた二つ以上の個体に共通した、超個人的な1つの宇宙的無意識とでも言うべきものが、集合的無意識ということです。

ということは、私たちの方から見れば、集合的無意識が空間性を示すということです。つまり、われわれの意識や体は空間の中に入っているわけです。

そういう立場から見れば、空間的に離れた私たちの経験に対して、空間における位置の違いを無視して、情報の伝達が行われるということです。

従って、集合的無意識の法則は、空間を隔てて、私たちを共通に支配し、心と心の結び付きによって見えない網の目を作っているということになります。

このことによって引き起こされる現象の一つが「共時性」、一般的には、「シンクロニシティ」と呼ばれているものです。

シンクロニシティをご存知でしょうか? 

ユングは、シンクロニシティを「意味のある一致」と言い換えていました。 

例えばあなたには次のようなことを経験したことがないでしょうか? 

友達のことを考えていたらその友達から電話がかかってきた。また、友達のことを考えて歩いていたら目の前からその友達が歩いてきてびっくりした。 

おそらく多くの形がこういった経験をしていると思います。 

またこれは私の知人の例ですが、知人は通信販売の仕事に乗り出したいと考えていました。ある時、銀座でお酒を飲んでいる時、隣に座った人と仲良くなりその人と名刺交換をしたら、なんとその人が通信販売専門のコンサルタントだったということです。 

こういった現象をシンクロニシティ一般的には「シンクロ」と呼ばれることが多いですね。

最近では「引き寄せた~」と表現することも多くなりました。 

なぜこういったシンクロニシティが起こるのかということについて、ユングは明確にはしていません。 

しかし、私は自分の夢や願望を叶えるためには、潜在意識以上にこの集合的無意識の活用がとても大きなポイントであると感じています。 

潜在意識は私たちの意識の95%を占め、普段の思考、言葉、行動そういったものに大きく影響を与えています。 

私たちの人生は日々の選択によって築き上げられており、この選択は潜在意識に影響を受けています。 

このことは、自分の人生を良い方向に向けていくためには、とても重要なことではありますが、潜在意識が影響を及ぼすのはあくまで自分自身と自分と直接関わる人だけです。 

それに対し集合的無意識は、2つ以上の個体に共通した宇宙的無意識ですから、この宇宙全体に対して影響を及ぼします。 

以前、私のクライアントさんに次のような例がありました。 

ある女性の方なのですが、彼女はペルーに旅行に行った際にその素晴らしさに魅了されてしまい、すっかりペルーの大ファンになってしまいました。 

何度か旅行に行くうちにペルーの民芸品を日本で販売したいと会えるようになりました。

そこで彼女は自分がペルーの民芸品を販売している所を毎日イメージングするようにしました。 

そんなある時、参加したセミナーの懇親会で隣に座った人がなんとペルー人と結婚した日本の女性の方だったのです。しかもその方は一週間だけ日本に帰ってきている間に、このセミナーに参加したとのことでした。 

それをきっかけに彼女はスムーズにペルーの民芸品を日本で販売することができるようになったということでした。 

集合的無意識の力は距離に関係ありません。自分の思いに共鳴する出来事が引き寄せられあなたのもとに行ってきます。 

今お話ししたような事例というのは特段珍しいことではなく、強い願望とイメージを持っていれば誰にでも起こることです。 

また実際にこういったことに似た体験をされた方というのは案外多くいらっしゃるかと思います。 

夢。願望を叶える際には、それを意図的に起こせるかどうかというところがポイントになってきます。 

以上、集合的無意識についてお話をしました。

明日は、潜在意識の特徴について書いてみます。

では、今日はこの辺で!