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「人生が生き辛い」こう感じる感情の基の大きな要因の一つが「比較」です。
私達は人と関わることで生きています。
ご近所さん、親戚、職場の人間関係、友人、知人、趣味のサークル仲間など。
これらの人間関係の中に悩みや苦悩の基が潜んでいます。
それは、自分と関係する人との「比較」です。
次のような比較をしたことはないでしょうか?
ご近所さんとの関係であれば「高級車の新車を買った」「長男さんが一流大学に合格した」
職場の人間関係であれば「同期入社なのに先に部長になった」「自分よりも給料が高い」
友人関係であれば「ヨーロッパ旅行に行って来た」「エルメスの高級バックを買った」「自分よりも可愛い」「自分よりももてる」
こういった比較によって「他人よりも劣っている自分」を自覚することが悩みと卑下の感情を作り出します。
場合によっては、比較対象者に対して「嫉妬」「憎悪」の感情を抱くことがあるかもしれません。
こういった感情は潜在意識に刻まれていきます。
結果、自分に自信を持つことができない自分が構築されていきます。
比較の思考を止めない限り、潜在意識にどんどんとゴミを溜め込んでいるようなものです。
自分と他人を比較してなにかいいことがあるでしょうか?
何もいいことはないですね。
「人は人、自分は自分」です。
「比較」の思考は無意識に発生します。
これは仕方がないことです。
スポーツの世界、ビジネスの世界では「比較」の思考があるからライバルと切磋琢磨しようとする気持ちが自然と湧いてくるのですから。
比較の思考を持つことが問題なのではありません。
比較した結果、自分を卑下し悩むからいけないのです。
自分よりも高い家に住んで、高い車に乗って、高い給料をもらって、顔もスタイルもいけてる。
こういう人を見ると、全てが輝いていて完璧な存在のように感じるかもしれませんが、こういう人にもその人なりの悩み苦悩というものがあります。
「強い光が当たる人は影も濃い」
この言葉のとおり、金銭的にも、仕事的にも、容姿的にも羨ましがられる人はそうでない人よりも苦悩が濃く深いことが多いのです。
「人は人、自分は自分」です。
「自分はありままの自分でいいんだ」
この気持ちをしっかりと持ちましょう。
そして、幸せの基を自分の心の中に見出していきましょう。
「なにも持っていなくても生きているだけで幸せ」
この境地に来れば、本当に日々幸せな人生を送ることができます。
私もそこを目指して頑張っていきます。
今日はここまでです。
ありがとございました。