あなたはRAS (網様体賦活系)というものを知っていますか?
RASとは、哺乳類の脳幹にある「毛様体」という神経の集まりで体の生命活動を維持している働きをしています。
心臓が動いたり、呼吸できたりするのも、実はこのRASのおかげです。
このRASの働きがないと、私たちは生きていくことができません。
また、このRASは外部から入ってくる情報の仕分け場としても働いています。
私たちの脳には、毎秒4億ビット(1ビットはコンピューターが扱うデータの最小単位です)もの情報が入ってきます。
しかし、そのうち、意識的に処理されてている情報はわずか2000ビットほどです。
で、残りの情報は私たちの顕在意識には登ってきません。
つまりです。
私達の脳に送られる情報の99.999%は消えてしまうんですね。
本当に必要な情報だけが入ってくる。
自分が注目している、気にしている情報しか入ってこないようにできているわけです。
私は昔、行政書士の資格を取得しました。
試験を受ける前、行政書士というものに全く興味がなかったころには、行政書士の資格学校の広告というものを見た記憶がありませんでした。
しかし、あることがきっかけでこの資格試験を受験することになったとたんに、資格学校の広告が目について目について。
「行政書士の資格学校ってこんなにあったのか?」
とびっくりしました。
資格学校の広告だけではなく、行政書士に関する新聞や雑誌の記事までもがどんどんと。
まぁ、いたるところで目に入ってきます(笑)
行政書士に興味を持ったことで、RASは「はいよ~行政書士関係の情報だよ!」
と親切に知らせてくれるんですね。
また、このRASは顕在意識と潜在意識の橋渡し役も担っていますよ。
以前のメルマガでも書きましたが、夢や願望が現実のものとならないのは「忘れてしまうから」と書きました。
忘れていると、RASも必要な情報を伝えてくれなくなります。
また、潜在意識は夢や願望の実現に必要な気付きを送ってくれますが、顕在意識の方で夢・願望を忘れているので折角のチャンスを活かすことができなくなるんです。
なので、、
「夢・願望を書いた紙」はいつも持ち歩き、毎日見ましょう。
これ、すっごく大事ですよ。
スマホのメモとかじゃだめです。
紙に書いてください。手書きで。
手紙には、あなたの「エネルギー」が宿りますから。
では、今日はこの辺で!