最近読んだ本の中で「なるほどね~」と思わせる言葉に出会ったので書いてみます。
それは中島薫さんという方が書いた「お金の哲学」【サンマーク出版】という本です。
中島さんという方は、「アムウェイ」というビジネスで大成功をされている方で、著書も多いのでご存知の方も多いかもしれませんね。
さて、どのような言葉に「なるほどね~」と感じたかと言えば、それは次のような言葉です。
「お金が足りないということは、生き方の努力が足りないということ」
当たり前の言葉かもしれませんが、私は妙に腑に落ちました。
あなたはどうですか?
また、この言葉は、次のように置き換えてもいいと思います。
「今の環境に満足が出来ないということは、生き方の努力が足りないということ」
どうですか?
私は「生き方の努力」という部分がとくに好きです。
このようなブログを書いたりしていると、実に多くの方からいろんな相談を受けます。
そのたびに思うことは、相談してくる方の95%は、自助努力が足りないということです。
「やれることは全部やった、あとは一体何したらいいの?もうどうにもならん。教えて加川さん」と、このような状態で相談されることは稀です。
私たちの世界では自分が欲しいものに向かってちゃんと一歩一歩歩いていけば、まずはそこに辿り着き、欲しいものを手に入れられるようになっています。
だけど多くの人は、一歩一歩歩くよりも、宇宙戦艦ヤマトのワープのようなテクニックやノウハウ、または「棚から牡丹餅」を求めすぎる傾向にあります。
「幸運は最も入念に準備した者のところへ訪れる」という諺があります。
人に、美味しい料理を食べさせようとしたら時間と手間をかけた下ごしらえが必要になってくるのと同じことです。
インスタント的に作った料理で人を感動させようとするのには無理があるのです。
宇宙の神様は途中のプロセスを見ています。
プロセスを省いて、成功を治めようとする人のところには良い事はおこりません。