さて、今日は「人間は、自分が幸福であることを知らないから不幸なのである」
です。
この言葉は、ドストエフスキーの言葉です。
私たちは、幸せは外から与えられると思っています。
「幸せは自分でかちとるもの」
ということは頭の中で理屈では理解していても、心のどこかでは「幸せは外からやってくる」と思っています。
まぁ、確かにそういったところもあるにはあります。
決して間違ってはいません。
問題なのは、自分が既に持っているもののありがたさに気が付かないことでしょう。
日ごろから「感謝」の念の強い人や、幸せを外的要因に求めない人は「自分に与えられているものの価値」に容易に気がつきます。
幸せな人というのは、このような人達のことを指すのではないでしょうか?
自分が既に持っているものに感謝の気持ちを持ち、内的なものに幸せを感じることができない人は、他人への羨望や不平不満を常に心の中に湧き上がらせていることになります。
それが人生を好転させることもありますが、多くの場合は不幸を生むことになります。
どんなに物質的な成功を収めても、心の中が幸せな気持ちで満たされることはないでしょう。
結果、その想いはその人の波動を作り、不幸な事象と共鳴し人生は芳しくないないものになってしまうのです。
幸せになる第一歩は、自分に与えられている幸せを探すことです。
思考を内に向かわすことです。
自分の内側に太い柱を立てておけばぶれることはありません。
外的なものに幸せの基準を求めると、一生苦しむことになります。
では、また明日。