言葉

こんばんは加川です。

東京では桜も咲き、春らしくなってきました。

自分は四季の中で春が一番好きなんですよね。

なんか気持ちがウキウキしてくるんです。

Youtubeに新しい動画をアップしました。

潜在意識を書き換えると謳う講座やセミナーへの違和感

時間がある方はぜひ御覧くださいね。

さて、今日は「人生が良くなる口癖を一つ持ちましょう」という話です。

昔、江戸時代の後期、今の岡山の富岡村に「小山与一兵衛寿信」という農夫さんがいました。

村の誰も彼のことを名前では呼びませんでした。

村の人は、彼のことを「有難(ありがた)与一兵衛」というあだ名で呼んでいました。

それは彼の口癖が「ハァ、ありがたい!」だったからです。

ある日、雨に振られ転んで膝を擦り剥いても「ハァ、ありがたい!」

暴れ馬に踏み殺されそうになったときも「ハァ、ありがたい」

ある日、村人が「なにがそんなにありがたいのか?」と聞くと

彼は次のように言ったそうです。

「家族が今日もこのように健康で、布団から起きて出てこられるのはまことにありがたいことではないか」

と言ったそうです。

ある日、村の祭りの雑踏の中で知らない人にぶつかったときも口癖で

「はぁ、ありがたい」が出てしまいます。

ぶつかられた相手は、

「誤りもしないで、ありがたいとは何事か!」と怒ったそうです。

与一兵衛は恐縮し「常日頃、ありがたい というのが癖になっておりまして」というと相手は

「かの有名な有難与一兵衛殿であられたか、これはとんだ失礼を」と言いました。

二人で侘び合い、分かれるときもまた「ハァ、ありがたい」が出てしまいます。

この経緯を見ていた人たちは大笑いしたそうです。

彼は、ちょっと変わった人かもしれませんが幸せな人生を歩んだに違いないと思います。

身体から発する波動が「ありがたい」だからです。

その「ありがたい波動」に共鳴する現象が彼にはおきるからです。

私がよく行くセブンイレブンのオーナー兄弟はお客さんが入ってきたとき、「いらっしゃいませ」レジで支払いを済ませたとき、「ありがとうございます」を連呼します。

一回だけ言うのではなく連呼するんですね。

最初はそこまで言わなくてもと感じましたが次第に心地よくなってきました。

おそらく彼らには「いらっしゃませ」「ありがとうございます」が無意識に出てくるのでしょう。

お店にいるときの口癖になっているんですね。

ちなみにこのお店、凄く繁盛しています。

繁盛しないわけがない。

飲食店でも感謝の気持をちゃんと現すお店は繁盛しています。

あなたもどうですか?

人生を良い方向に連れて行ってくれる波動の高い口癖を一つ身につけてみてはどうですか?

1円もかかりません。

時間もかかりません。

しかし、その口癖は年月をかけ堆積しあなたの人生を良い方向に導き、あなたが発する波動を高めてくれます。

ぜひ、なにか考えてみてくださいね。

では、今日はこの辺で(^^)

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