幸せの基準

加川です。

さて、今日のトピックは

「あなたの幸福の基準は誰のもの」です。

人生が順調であれば幸福、逆境にあれば不幸

楽が幸せ
苦難が不幸

裕福が幸せ
貧乏が不幸

このような考えを多くの人が持っています。

ある意味間違いではないでしょう。

しかし、逆境にあっても、苦難にあっても、貧乏でも自分は幸せと感じている人もいます。

こういった人は変人なのでしょうか?

違います。

幸福の基準・尺度が違うのです。

幸せの基準を外に求めないで心の内に求めているんです。

有名大学に行って、一流企業に就職して結婚して、いい車に乗って、いい家に住んで人生は順風満帆。

こういったものに幸せの基準を合わせていないんです。

これらはあくまで外面的なもの。

ここに挙げたもの全てを持っていても心が不幸な人はたくさんいます。

私は23歳のときにB型慢性肝炎という難病にかかり、人生の奈落の底に落とされました。

生活保護の申請も断られ、頼る人もなく八方ふさがりでした。

しかし、あのときの逆境があったからこそ今の自分があるのだと断言できます。

自分の内側を見つめざるを得ない状況でした。

そのときに気がつきました。

「生きているだけで幸せなんだな」と。

もちろんお金はたくさんあった方が、人生においていろいろな経験をすることができますから、あるにこしたことはないでしょう。

しかし、世間一般的な幸福の基準で生きていくと辛い人生になりがちです。

自分の内側を見つめて、自分が本当に幸せと感じる状況は「どのようなものなのか?」

これを見つけましょう。

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