「潜在意識の書き換え方を教えてください!!」
よく受ける質問の内の一つです。
多くの方が潜在意識の書き換え方法を知りたがっています。
Googleで潜在意識の書き換え方法に注ついて検索すると実に沢山の記事が結果に表示されます。
その要因の一つに「潜在意識」が人生を大きく左右するということが多くの人に認識されるようになったからだと思います。
「人生は潜在意識に大きく左右される」このことは、以前にも書きましたが、フロリダ州立大学の心理学者、ロイ・バウマイスター氏らの研究によれば、日々の行動の95%は「潜在意識(無意識)」によるもので、意識的にしている行動はたったの5%という報告がでています。
日々の行動の95%を支配されてしまえば、もうこれは、人生は潜在意識次第と言っても過言ではないですね。
なので、「潜在意識を書き換えれば人生はうまく回るようになる」
ということです。
しかし、ここで疑問が生じませんか?
潜在意識の何を書き換えるの?
一言で「潜在意識を書き換える」と言ってもですよ、潜在意識には膨大な情報が入っているんですよね。
例えば、ネガティブな人の潜在意識なら
「自分は消極的な人間だ」
「自分は運動音痴だ」
「自分はいつも失敗する」
などなど。
なので、「どの情報を書き換えるのか?」
ということを特定しないと意味がありません。
潜在意識を書き換えることはできない
では、潜在意識の中の「何を」書き換えるのかを特定したとします。
仮に「自分は消極的だ」という認識を書き換えようとします。
潜在意識のことを書いた本やWebなどで一番多いのは「アファメーション」を活用するものです。
「自分は消極的だ」という認識を書き換えようとするのであれば、「私は積極的だ!」となります。
このアファメーションを何回も唱える。
どうでしょう?
潜在意識が書き換わると思いますか?
まず、無理ですね。
なぜなら、「積極的になった実際の経験に基づく記憶」がないからです。
アファメーションで「自分は積極的だ!」と唱えてみても、自分には過去に「積極的」になった記憶がない。
だからアファメーションを実行しても、記憶の中では「え?何言っちゃってんの?そんなことってあったっけ?」となってしまいます。
女性に一回ももてた経験がないのに
「私は女性にもてる」と唱えたところで潜在意識の方では「いや、いや、何言ってんすか~そんなこと一回もありませんし」って状態ですね。
潜在意識は本当のあなたを知っていますから。
しかし、こんな事書いたら身も蓋もない感じですよね?
寂しい感じになってしまいますね。
でもね、実は潜在意識を書き換える方法がないわけでもないんですよ。
ここまで書いておいてなんだよそれって思うかもしれませんけど。
それについては、明日書きますね。
楽しみにお待ちください。