潜在意識について復習その2

今日は昨日の続きですよ

潜在意識の本質について説明です。 

潜在意識と呼ばれる意識は、科学的な定義があるわけではありません。

ただ、一般的には意識できない意識、無意識のことを総称して潜在意識と呼ばれています。 

潜在意識は、次の3つで構成されています。 

1.生まれながらにして持っているプログラム

2.実体験や外部からの情報から形成された価値観・信念

3.記憶 

では、順番に説明をしていきましょう。 

まず1番目、生まれながらにして持っているプログラムですね。これには次の3種類があります。 

・両親から遺伝的に引き継いだ性格

・両親から遺伝的に引き継いだ気質

・本能 

この3つです。

まず、両親から遺伝的に引き継いだ性格についてご説明します。 

性格を作る要因については、昔から色々な意見がありましたが、現在、「生得説」「経験説」この2つが主流です。 

「生得説」とは、生まれながらにして性格は決まっているというものです。 

それに対し「経験説」とは、生まれた後、成長の過程で過ごす環境によって性格が形成されていくというものです。

現在では、生得説も経験説もそれだけでは性格形成をうまく説明することができず、性格は遺伝と環境の両方の影響を受けて作られるという、相互作用説が広く受け入れられています。 

また、最近の研究では、性格のおよそ50%は遺伝的な要因で、残りの約50%は環境的な要因で作られるという結論になっているそうです 。 

次に両親から遺伝的に引き継いだ気質ですね。 

気質とは、人が生まれながらに持っているもので、性格の基礎となります。 

アメリカの心理学者であるトマス・ゴードン博士達は、136人の子どもの乳児期から青年期までの成長過程を追跡調査した結果、人が生まれながらにして持っている気質は9つに分類できるとしています。 

その9つの気質を簡単ですがご紹介します。 

(1)活動性

活動している時間が長い子供と、じっとしている時間が長い子供がいます。また動きの激しさにも差があります。赤ちゃんを育てた経験がある人はおわかりになると思いますが、お母さんのお腹の中にいるときから、よく動く子とそうでない子がいます。 

(2)生理的な規則性

睡眠、食事、排せつなどの生物学的なものに基づく行動や機能が、規則正しいかどうかの基準です。昼寝やミルクの時間がほぼ決まっている子もいれば、気まぐれな子もいます。 

(3)新しい刺激に対する接近、回避の傾向

初めて触れるものや、経験することに対しての反応も個人差があります。珍しいものに自分から近づいていくのか、避けたり逃げたりするのかなどの行動パターンの違いです。 

(4)順応性

新しい状況や環境、人間関係などに対してスムーズに適応できるか否かの違いです。 

(5)反応の強さ

外的刺激や内的刺激、内部的な身体感覚のことで、これらに対する反応の強さです。転んだときに大泣きする子もいれば、しくしく泣く子もいます。また、あまり表現しない子供もいます。 

(6)反応の閾値(いきち)

反応が現れ始めるレベルのことで、どの強さで反応や行動を引き出すかの基準です。転んで手から血が出ていても平気で遊んでいる子供もいれば、ころんだだけで泣いてしまう子もいます。 

(7)機嫌のよさ

「快」、「不快」の刺激をどれだけ感じやすいのか、また、それをどのくらい直接的に表現するのかの違いです。

敏感な子は不快感が大きな苦痛となり、ずっと気にしてしまいます。逆に不快感をすぐに忘れられる子供もいます。 

(8)行動の可変性

行動を変えさせたり止めさせたりするのに、どれ程度の刺激が必要かの違いです。一度言うだけで行動を修正してくれる子供もいれば、何度も繰り返して言わないと変えられない子供もいます。 

(9)注意の幅と持続性

一つのことだけに注意を向けるのか、複数のことに注意を向けるのか、そしてそれがどれくらい持続するかの違いです。 

以上となります。 

子育てを経験された方であれば「うんうん、わかるわかる」と頷かれたのではないでしょうか。

今日はここまでです。

明日は「本能」についてお話しますね。