人の目を気にしても仕方ない
人の目を気にして人生を送ってませんか?
この話題って以前も書いたことがあります。
しかし、私にメールで相談をしてくる人の多くが「他人の目を気にしすぎ」って感じるのでもう一回書きます。
私も昔は人目をとても気にする人間でした。
「●●って思われたらどうしよう」
こんなことをよく思っていた人間でした。
今から思うと「お前はいったいだれのために生きているのか?」
こんな言葉を投げかけたくなるような男でした。
しかし、23歳のときにB型慢性肝炎になり超貧乏になったとき、どうにもこうにも人の目なんか気にしていられなくなりました。
とにかくお金がなかったのです。
でも治療費はかかる・・・。
仕方なく、食パンの耳や捨ててあるような野菜を食べてました。
ほぼ毎日のように
当時、ビニール袋に食パンの耳がいっぱい入った状態で100円で売ってくれました。
これで7日はしのげました。
でも、最初「食パンの耳売ってください」って言うのがとても恥ずかしかったです。
「こいつ貧乏なのか?」
って思われるのがいやだったんですね。
でもお金がないから仕方ない。
言わないと食べるものがないので。
でも一回言っちゃえば後は慣れてしまいました。
で、実際、パン屋さんに「食パンの耳下さい」って言ったことでなにか自分に不都合が生じたかといえばそんなことは全くありませんでした。
「人は自分が作った空想で死ぬ」
こんな言葉があります。
人の目を気にする人は自分の中で勝手に空想をしているんです。
しかも、その空想は自分の価値観をもとに築き上げられていますから、まったくもって独りよがりなものですよね?
パン屋さんからしたら
「おぉ、ラッキー捨てるとこだったよ」
って思ってるかもしれませんから。
あなたは誰のために生きているのか?
「汝の道を往け 世人をして語るにまかせよ」
この言葉は詩人ダンテの言葉です。
すごく説得力がありますよね!?
僕はこの言葉を書いてパソコンの画面横に貼ってあります。
人生は一回きりです。
なるべく後悔のないような人生を送りたいですよね?
自分が決断して選び歩いた道なら、たとえそれがうまくいかなくても納得できるでしょう?
でも、他人が選んだ道や、他人の目を気にして選んだ道で上手く行かなかったらどうでしょうか?
すごく後悔しませんか??
後悔しますよね?
多くの人が自分で選べない理由がもう一つあります。
それは、人間は自分の生き方を自分で決めるのが苦手な生き物だからです。
不思議でしょ?
だって自分の人生ですよ。
なぜ、自分で決めるのが苦手かというと、「決める」という行為を行うには頭を使うからなんです。
頭を使うのは疲れるから。
一般的に肉体労働のほうが頭脳労働よりも疲れると考えている人が多いようです。
しかし、これは間違いで体を使うよりも、頭を使うほうがずっと疲れます。
マニュアル世代の人は自分の頭を使って何かをするという訓練を受けていないせいで、頭を使って何かを決定するということが苦手なんです。
他人の価値観や世の中の価値感に沿って生きるほうが楽なんですよ。
上手く行かなくても言い訳が出来ますしね。
クオリティの高い人生を送るためには「自分という船はの船長は自分であり、船がどうなるかの全責任は自分にある」と言う認識を強く持つことが重要です。
自分で人生を決めない人は一生周りの環境に振り回されますよ。