第一印象

今日は「人を第一印象だけで決めつけないようにする方法」というお話です。

音声で聴きたい方は下記からどうぞ。文字で読みたい人は、このYouTube画像の下から始まります。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)心理学名誉教授のアルバート・メラビアンが、1971年に「Silent messages」という論文で発表した研究結果によれば、人の第一印象は会って3秒から5秒ぐらいで決まると言われています。

どうでしょうか?

あなたもそれぐらいの時間で第一印象を決めているっていう自覚がありますか?

私はもっと短いような気がします。

「1秒ないのではないかなーって」感じています。

0.5秒位のように感じます。

さて1秒でも3秒でも構いませんが、第一印象は、その後の付き合いに影響を及ぼし続けていきます。

深く長く付き合ってみれば、第一印象と違って、「とっても良い人だった」ということもありますが、第一印象というフィルターを通して人を見るようになりますから、どうしてもその人から受け取る情報にはバイアスがかかってしまっています。

また第一印象を造るフィルターには、自分の思い込みや価値観が反映されていますので、どうしても自分の思い込み・価値観に沿ったフィルターが形成されています。

結果、第一印象は歪んだものになっている可能性も大きくあります。

社会生活を営んでいくためには、どうしても人と関わらなくてはいけません。人間関係が円滑に運べば自分の人生も豊かになりますから、どうせなら歪んだ第一印象で人を判断することは避けたいところです。

実はこんなことを言っている私も、20代の頃から30代の前半までは、人付き合いがとても苦手で、社交性のかけらもないような人間でした。

とにかく一対一で人と会うのが嫌で嫌で仕方がなかった時期があります。

また、第一印象で「この人は嫌だ!」と感じたら、「絶対に付き合わない」そういう頑なな態度をとっていた時期がありました。

第一印象で「この人は好きだ」と感じる人はそういないので、社交性がなく、いつも一人でいるような人間だったんです。

しかし「このままでは自分の人生は決して良くはならない」って、ある日強く感じることがあり、次のようなワークを1年間にわたって行うことによって、第一印象によって人を決めつけ「その後の人間関係を決めてしまう」という悪い癖から脱却することができるようになりました。

もし、あなたにも私と同じように、第一印象で人を決めつけてその後の人間関係を狭めてしまうという人生のパターンがあるのであれば、ぜひ今からご紹介する方法を試してみてください。

それは「人の良い所・好きな所を三つあげる」ということです。

対象となる人は誰でも構いません。

例えば、朝、通勤する時、電車の中で目の前に座った人でもいいですし、会社の同僚や部下・上司でも構いません。

1年間やってみてください。自分がすごい変わりますよ。

会社の同僚、部下、上司だと1年間継続することが難しいので、私は、電車の中で隣に座った人、目の前に座った人の良い所、好きな所を三つあげるようにしていました。

横に座った人、目の前に座った人は、当然どういう人か全く分かりません。

それでもいいんです。

想像の中でその人の良い所、好きな所を三つ上げていくわけです。

例えば「着ているスーツが綺麗」「髪が綺麗」「人が良さそう」「知的だ」とか何でもいいんです。

とにかく良い所、好きな所を三つあげる癖をつけるわけですね。

それが実際にそうなのかは問題ではないです。

そういう習慣を持つということが大事なわけです。

この習慣を身につけていると、ビジネスの場面で初対面の人に会った時とか、何かのサークルで初対面の人に会った時など、第一印象だけでその人を判断するようなことが無くなっていきます。

自然とその人の良い所、好きな所を探し出すようになってしまいますから。

人は一人で生きていくことはできません。

なので、人が良いところを見ようとする癖をつけておくことは、とても有意義だと思います。

本日は以上になります。

ありがとうございました

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