私は勤め人を辞めずに、自分でビジネスを立ち上げて収入を得る方法を教えています。
受講生の方も350人を越えました。
この方達のご相談にメールや電話でお答えしています。
そこで少し感じたことを書いてみます。
多くの方が先を急ぎすぎるようです。
そりゃぁ、遅いよりは早い方がいいに決まってます。
その急ぎ方に問題があるのです。
地味な作業を繰り返すことや、知識をしっかりと身につけることをすっ飛ばして先に行こうとする人が凄く多いのです。
これってつまりは、めんどくさいことはしたくないが、美味しい思いはしたいってことだと思います。
まぁ、人間は誰でもこのような思いは持ってるんでしょうけど。
今、華やかに見える成功者の人達も出だしの時にはとっても泥臭いこと、地味なことをコツコツとやってましたよ。
成功をつかめない人や、幸せになれない人の多くは足元をあえて見ようとはしないで、自分の頭の中に描いた理想郷のみを見ようとする癖があります。
あなたが本気で成功したければ、目の前にあるものをしっかりと見据えることです。
そこには、あなたの身の丈に合った、今こなすべきものあるはずです。
あなたの力でどうにもならないことは目の前には決して現れません。
なぜなら、人は分相応のものしか自分に引き寄せることが出来ないからですね。
だから分相応のものをこなして自分のレベルを上げていかないといつまでたっても上のレベルの現象に出会えないということになってしまいます。
わかりますか?
この話にピンと来る人はセンスがありますよ!
秀吉も小さいことをコツコツやったから太閤になれた
男性が好きな歴史上の人物に「豊臣秀吉」がいます。
彼はまさしく小さなことをコツコツやって願望を果たした見本のような人でしょう。
秀吉の言葉に次のようなものがあります。
「拙者は足軽から使えて一心につとめたれば、足軽頭に取り立てられリ。じつにありがたきことなりと思いて、一生懸命につとめたれば、またその上に上げ用いられ、ついに姫路一城を拝領するに至れり。拙者は、一職を得れば一職、一官を拝すれば一官、いよいよその職、官、心頭をはなれず。ひたすらそのことに努めるばかりにて余事なし」
めちゃくちゃいい言葉だと思います。
「小さなことをコツコツやるのはめんどくさいし、時間がかかって嫌だ」
この言葉もよく分かります。
しかし、小さいことを積み重ねていくのが一番の近道なんですし、一番確実な方法なんですよ。