昨日の続きです シュリーマンさんのお話です。第二回目です。
昨日からの続きです。
「夢はあるがくじけそうだ」という方に向けて「おっしゃ~やっぱがんばるぞ」と感じていただくために昨日からシュリーマンのお話をしています。
昨日の話を読んでいない人は、こちらからどうぞ!!
昨日は、シュリーマンが船員になって難破してしまったところで終わってましたね。
では続きを書いていきますよ。
体を壊し、失職し、どん底に落ちたシュリーマンでしたが、夢を諦めなかったその精神力が幸いしてか、幸運の女神が舞い降ります。
なくなったお母さんの友人が商社の仕事を紹介してくれました。
商社と言っても、仕事はただの使いっぱしりです。
しかし、シュリーマンの偉いところは、そういった仕事の内容でも一生懸命に仕事に取り組んだところです。
つまんない仕事を与えられると多くの人は腐っちゃうでしょう?
でもシュリーマンは違いました。
シュリーマンの夢は「トロイの遺跡発掘」です。
遺跡発掘には莫大なお金が必要になります。
サラリーマンをやっていたのではそのいつまでたってもそのお金はたまりません。
なので、彼は事業家になることを決めます。
そう考えると、シュリーマンの職場は給料はめちゃくちゃ安かったのですが、かえって好都合でした。
給料は安いがその分自由にできる時間があったので、シュリーマンは勉強をする時間が確保できたことを喜びます。
屋根裏に暮らし、食事もほとんどとらずに、シュリーマンは収入の半額を学費に回して勉強を始めます。
事業家になるには英語を話せた方が有利と考え、英語を一生懸命に勉強します。
シュリーマンはどんなに小さな空き時間でも勉強に使いました。
そのかいあってわずか6ヶ月で英語をマスターします。
どんな勉強方法をしたのか興味があるでしょ?
私なんか英語はさっぱりです。
学生時代、英語はいつも赤点ぎりぎりでしたから。
で、シュリーマンさんの勉強方法は次のようなものです。
- 大声でたくさん音読をすること
- 翻訳をすること
- 興味のある対象について作文を書くこと
- それを先生の指導で訂正すること
- 直した文章を暗記して暗証すること
だそうです。^^;
で、その次はフランス語です。
フランス語も6ヶ月でマスターします。
彼の能力はどんどんブラッシュアップし、その能力は次々と語学をマスターしていきます。
なんと、ポルトガル語、オランダ語、スペイン語、イタリア語の習得には6週間しかかからなかったそうです。
この実績を手にシュリーマンは上司に「自分は3年間で6ヶ国語をマスターした」ということを告げます。
しかし上司は相手にしてくれませんでした。
「お前みたいな男がそんなことができるわけがない」と一蹴されます。
しかし、シュリーマンはこんなことではくじけません。
ある行動に出ます。
この行動が彼の人生を大きく変化させます。
その行動についてはまた明日!!