シュリーマン

あなたは「シュリーマン」という人を知ってますか?

ウルトラマンやミラーマンのような戦闘物のヒーローではありませんよ。

でもある意味ヒーローっちゃヒーローです。

今日は「夢を持ってるけどくじけそうだぜ・・・」という人のために有名なお話をしましょう。

シュリーマンのお話です。

知ってる人は復習のつもりで、知らない人は「へ~ぇ~」って言いながら読んでください。

シュリーマンとは事業家であり、遺跡発掘家でもあります。

シュリーマンはドイツに生まれました。

本名は「ハインリヒ・シュリーマン」おもいっきりドイツ人の名前です。

このシュリーマンさんは何をした人かといえば、あの有名な「トロイの遺跡」を発掘した人です。

「トロイの遺跡」聞いたことはあるでしょう?

シュリーマンさんはこの「トロイの遺跡」をなんと7歳のときに発掘しようと決心したんだそうな。

すごいですね ^_^;

きっかけは、お父さんからトロイとギリシャが戦った物語を聞かされたから。

しかしですよ。

トロイは3000年も前の都市です。

しかも、どこにあったのかさえはっきりしていなかったんです。

当時はね。

よく、そんなんで発掘しようと思ったもんです。

本当にあるのかないのかないのかさえよく分かってなかったんですから。

こりゃ、徳川埋蔵金のようなもんですよ。ね?

でも、とにかくシュリーマン少年は思ったんですよ。

「僕は絶対にトロイの遺跡を発掘するんだ~ (^o^)/ 」ってね。

でも、その後シュリーマン少年は苦難に見舞われます。

お母さんが死に、お父さんは仕事に失敗します。

そのためにシュリーマンは学校を中退して働きます。

そのとき14歳、労働時間は朝の5時から夜の11時まで。

すっごいですね。

今なら完全に労働基準法違反です。ブラック企業です。

しかし、この重労働のせいでシュリーマンは体を壊します。

喀血します。つまり血を吐いちゃうのですね。

当然職場は首です。若くしてリストラ。

そんな身体ですから、なかなか職にはつけません。

貧乏どん底のシュリーマン少年です。

かわいそうです。まるでフランダースの犬の「ネロ」のようです。

さて、そんなシュリーマン少年ですがやっとの思いで職にありつきます。

その職は船員さん。

しかし、またまたシュリーマン少年は不運に見舞われます。

船が難破してしまうのです。

踏んだりけったりってやつです。

人生に絶望して自殺をしてもおかしくないかもしれませんね。

でも、シュリーマン少年は人生を捨てませんでした。

なぜなら「トロイの遺跡を発掘する」という壮大な夢があったからです。

しかし、この夢がこの後、彼を大きな成功に導いていきます。

続きはまた明日でっす。

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