考えるための道具

今日のトピックは、

「思考するための道具を持っていますか?思考のための道具を持てば成功が見えてくる」

です。

今日はちょっと堅めの話です。でもそんなに難しい話ではありませんから、気楽に読んでみてくださいね。

昔、昔、その昔、悪名高きアドルフ・ヒトラーは言いました。

「ものを考えない人間こそ統治者にとっての幸運である」って。

つまり、ものを考えない人間は支配される側、使われる側、利用される側になってしまうよ、ということです。

もちろん法治国家である日本に住んでいるので、ものを考えずに暮していても生命が危険にさらされるわけでも、不当な扱いを受けるわけでもありません。

しかし、ものを深く考えずに暮らしていると、知らず知らずのうちに、あなたの周りの状況に支配されてしまいます。

そして気がついたら

「自分の人生はこんなはずではなかった(@_@。」

という状況になっています。

じつは多くの人がこう言った人生を歩んでいます。

一般的な人は、頭脳労働が苦手なのです。

意外かもしれませんが、肉体労働と頭脳労働では、頭脳労働の方が疲れます。

なので本能的に、頭を使う作業を避けようとします。

だから頭を使う作業は非常に面倒くさく感じて、後回し後回しになってしまうのです。

経営者は、頭を使うのが仕事です。

しかし、多くの経営者は、体や口を使うことの方を優先させ、戦略を考えたり、戦術について想いをめぐらすという作業を疎かにしがちです。

頭を使う作業がおざなりになっている経営者がとても多くいるんですよね。

そういった社長が率いる会社は、頭を使う社長が率いる会社に、簡単に追いぬかれてしまいます。

これは常日頃、私がコンサルティングをしていて、いつも感じていることです。

これは、会社の経営者ではなくて、一般の人でも同じことです。

物事を深く考え、頭を使う習慣を持っている人は、人生においても大きな成果物を得ることができます。

しかし、そうでない人は、大きな成果物を得るかどうかは、偶然に頼らざるをえなくなります。

「そんなこと言ったって自分は、頭があまり良くないから考えるのはとても苦手なんですよ。」

このように思われる方もいるでしょう。

しかし、安心してください。私も決してアタマが良くありません。どちらかというと、考えることが苦手な方です。

では考えることが苦手な人はどうしたらいいのでしょうか。

そういった人は、思考のための道具を持つことです。

頭の良い先人たちが考え出した。思考のための道具というものが沢山あります。

私は、なにか考えをめぐらす時には、この道具を使うことにしています。

そのおかげで、今までいろんな難しい局面を乗り切ってくることができました。

計算が苦手ならば、電卓を使えばいいし、パソコンがあれば、Excelを使えばいいわけです。そういった感覚で思考のための道具をとらえればいいと思います。

思考のための道具と言われてもピンとこないかもしれませんので、簡単に説明をしておきましょう。

思考法の代表的なものには、みなさんご存知の、帰納法や演繹法があります。

内容はよくわからなくても、この言葉は聞いたことがあると思います。

そのほかにも、ブレーンストーミング、KJ法、カード法、ポジションニング法、三分法などなど、たくさんの方法があります。

こういった思考法に関しては、たくさんの書籍が出版されていますので、そちらの方を参照してください。

私がおすすめするのは、「考具」という本です。

阪急コミュニケーションズから出版されています。

さて、こういった思考のための道具のメリットというのは、考える作業をシステマチックにできるということです。

システマチックに思考ができるということは、「考える面倒くささ」から解放されるということです。

こういったツールを使うことで、考える作業が格段に効率的になります。

こういったツールを使えるようになれば「頭がいい悪い」というのはそれほど関係なくなります。

逆に考えるのが苦手な人こそ、こういった道具を使い倒すべきだと思います。

人生は判断の連続です。

小さい判断もあれば、大きな判断もあるでしょう。

小さい判断の時は、自分の瞬間的な考えに行動を任せてもいいとは思いますが、大きな判断を伴うときには、いま説明したような思考のための道具を使うことをおすすめします。

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