今日は、潜在意識の書き換え方について書きますね。
人の意識は、95%が潜在意識で、残りの5%が顕在意識だと言われています。
しかし、最近の研究では、その5%の顕在意識でさえ実は自分の自由意志ではないのかもしれないという説がでています。
このことについては、また別の機会に書きます。
さて、あなたが普段無意識で喋っている「言葉」そして無意識でとっている「行動」そして「顔の表情」まで、その多くを潜在意識が支配しています。
特に普段何気なく話している会話や口癖は、その人の潜在意識の中にある信念・思い込みを知ることができます。また、「目は心の窓」と言いますが、いくら取り繕っていても無意識の感情は顔にでるものです。また仕草にもでます。
こういったことを考えたとき、あなたの人生は、ほぼ潜在意識の影響を受けて構成されていると言っても過言ではありませんよね。
なので、自分が望む状況や生活を送りたいのであれば、その潜在意識を上手にコントロールする必要がありますし、場合によっては潜在意識を書き換える必要があるわけです。
ここまではいいでしょうか?
ただ、書き換えると言っても、「何をどう書き換えればいいのか?」が問題です。
ホームページやブログなどを見ると「潜在意識を書き換える」という内容の記事がたくさん見受けられます。
それらの多くは、「アファメーションで書き換える」ということを提唱しています。それはそれで間違いではないのです。
しかし、まずは書き換える対象を絞る作業が必要です。
じゃないと、何を書き換えていいのかも分かりませんよね。
まずは、あなたが今現在、自分の状況で不満だと思うこと、もっとこうなりたいのになれていないことをピックアップしてみましょう。
例えば
「人間関係がうまくいかない」
「仕事がうまくいかない」
「お金持ちになりたいのに、貧乏」
などなど。
自分が不満だと感じているところをピックアップしてみてください。
例えば、「お金持ちになりたいのに、貧乏」ということであれば、お金持ちになりたいのにそれを阻害していると自分で思う「思い込み」や「信念」を書き出します。
書き出すときには、A4サイズの紙を用意します。その紙を横向きにして中央に線を引いてください。
で、線の左側にお金持ちになりたいのにそれを阻害していると自分で思う「思い込み」や「信念」を書き出します。
(※自分の表層意識で意識できる要因なので全てが正解とは限らない。ただ、意識の奥底に沈殿している阻害要因を完全にピックアップすることは不可能に近い)
OKですか?
例えば
「人脈がない」
「頭が悪い」
「特段得意なことがない」
「パソコンが苦手」
「引っ込み思案」
などなど。
書き出せました?
書き出せたら、それらを書き換える必要があります。
今、書き出した「思い込み」「信念」が潜在意識の中に沈殿しているため、それらを書き換えない限り、あなたはお金持ちになれる確率はとても低くなります。
では、次に進んでいきますよ。
紙の中央に引いた線の左側に、あなたがお金持ちになれないと感じている「思い込み」または「信念」を書き出しましたが、今度はその右側に、それに対しての反証・反論を書いていってください。
例えば「人脈がないということであれば」、「人脈がないと絶対に成功できないとは言えない」といった感じです。
よくよく考えてみてください。
「お金持ちになれるのはこういった人だ!」みたいな固定のパターンなんてあるわけないじゃないですか。
パーソナリティは千差万別だし、お金持ちへの成り方も様々です。
さて、話を本題に戻しましょう。
それらを書き上げたら、じっくりと読み返してみてください。
どうですか?
納得できますか?
腑に落ちますか?
もし、納得できないし、腑に落ちないのであれば、自分が納得できて腑に落ちるまで書き直してください。
出来上がったら、その紙を毎日声に出して読み返してください。
最低でも3週間はやってくださいね。
潜在意識を書き換えるためには「繰り返し」が一番重要です。
染み込ませてください。
絶対に変わりますよ。
以上、潜在意識の書き換え方法でした。
他にも方法はありますが、またの機会にご紹介しますね。