失敗

過去に自分が失敗したことをいつまでも覚えていて、それがトラウマとなって一歩を踏み出せないっていうケースありませんか?

過去に失敗したことが、脳裏に鮮烈なイメージとして残っていると、同じ場面に遭遇しそうになると心臓がドキドキしたりして、なかなか行動が出来なくなってしまいますよね。

それって、また同じ失敗をして、人の前で恥をかきたくないという気持ちの表れでもあります。

しかし当たり前ですが、失敗して「恥ずかしい」と思うのは自分だけです。

他人は笑うかもしれませんが、その場だけです。

しばらく時間が経つと、他人はあなたの失敗を覚えていません。

よ~く冷静になって考えてみればわかります。

まず、人が一生に出会う人の数は一体何人ぐらいいるんでしょうか?

一説には、一生のうちで87,600人もの人間と出会うそうです。

深い関係になる人もいれば、そうでない人もいるでしょう。

で、その人たちの失敗を覚えていられますか?

覚えていたらすっごい記憶力ですよね!?

この文章を書きながら、自分が他人の失敗をどれくらい覚えているかって思い出そうとしました。

そうするとなんと一人しか覚えていないんです。

それもう~っすらと。

だけど、本人にとっては、おそらく強烈な記憶としてそれが脳裏に刻まれたと思います。

どんな失敗をしたかというと、その人は友達の結婚式でサックスを吹いて、緊張のせいか、途中で吹けなくなってしまったんです。

私達は笑いながら見ていましたが、そのことを特段何とも思っていません。

それから20年ぐらい経っていますけど、彼のその失敗を意識的に思い出そうとしても、「途中でサックスを吹かなくなったなぁ」ぐらいの記憶しかありません。

もしそのことで、彼が人前でサックスを吹けなくなってしまっていたら、それはもったいないことですよね。

人は他人の事にはほとんど関心がないんです。

自分のことで精一杯ですから。

なので、過去の失敗をいつまでも引きずって生きているっていうのはとてももったいないことだと言えますよね。

自分を自分の記憶で縛って可能性を小さくしているわけです。

人間は誰だって顔から火が出るような恥ずかしい失敗を1度や2度はしているはずです。

この文章を書いている私なんて一度や二度どころではありません。

とても人に言えないような失敗を何十回もしています。

また人としてそれはどうなんでしょう?と言いたくなる大失態も5回、6回経験しています。

でも、それでもいいと思っています。

失敗が多い人の方が人間らしいでしょう。

完璧な人間なんてこの世には存在しないのですから。

失敗したことを他人に面白く喋れる人間になれるといいですね。

それでは今日はここまでです。

ありがとうございました

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