夢があってもくじけそうな人へ、その3

昨日の続きです シュリーマンさんのお話です。第三回目です

昨日からの続きです。

「夢はあるがくじけそうだ」という方に向けて「おっしゃ~やっぱ、がんばるぞ」と感じていただくために一昨日からシュリーマンさんのお話をしています。

さて、昨日はシュリーマンさんがたった3年間で6ヶ国語をマスターし上司にそれを報告するが、「お前なんかにそんなことが出来るわけがない」と一蹴されたところで終わりました。

今日はその続きですよ。

せっかくの努力を認めてくれない会社に愛想をつかしたシュリーマンさんは転職を決意します。

就職活動の結果、シュリーマンさんの語学力を買ってくれる会社が見つかります。

シュレーダー商会という会社です。

この会社はロシアとの取引が多い会社でした。

しかし、社内にロシア語が話せる人がいないことに気が付いたシュリーマンさんは早速ロシア語を勉強し始めます。

すごいですね、この勉強意欲。

「自分がロシア語をマスターすれば、自分はこの会社にとってなくてはならない存在になれる」こう考えたシュリーマンさんはロシア語の勉強をすることを決意します。

しかし、残念なことに当時のアムステルダムには、ロシア語を話せる人がほとんどいませんでした。

勉強したくても先生がいないために多くの人は、ロシア語を学ぶことを諦めていたのでした。

本屋さんに言ってもロシア語が勉強できる書籍はありませんでした。

そこでシュリーマンさんは古本屋さんに目を向けます。

そこでようやく、文法書と辞書、ロシア語の小説を見つけます。

「先生がいないなら独学さー」とばかりに彼は独学でロシア語の勉強を開始します。

ロシア語の小説を丸暗記し、毎晩大声で暗誦をするためにシュリーマンさんは、なんと二回もアパートを変えなくてはいけなくなりました。

しかーし!! なんと六週間後にはロシアの商人と流暢なロシア語で商談をすることが出来るまでになりました。

すっごいですねー。

これにはシュレーダー商会の人はびっくりです。

この二年後、シュリーマンさんはわずか24歳にて、会社の代理人として、ロシアに派遣されることになります。

ロシアに赴任後わずか数ヶ月でシュリーマンさんは大きな実績を上げ、会社に大きな利益をもたらします。

その結果、独立を認められます。

シュリーマンはあらゆるものを扱い、成功を収めていきます。

また財産も膨れ上がり、ロシアの大商人としてその名を知られるようになります。

こうしてシュリーマンさんは40歳くらいの時には世界的な大富豪として名を馳せるようになります。

ここでそのまま商売を続けていればただのお金持ちの親父なのですが、ここからがシュリーマンさんのすごいところです。

ここで彼は機は熟したと考えたのです。

何の機か?

それは、シュリーマンさんが子供のころから抱いていた夢を実現させることです。

商売を清算し、その後は世界を旅します。幕末時期の日本にも立ち寄っています。

そしてその後、フランスにおいて考古学を勉強し発掘に乗り出します。

シュリーマンさんはギリシャの古典を研究してトロイの場所に狙いを定めます。

そして財産を投じて発掘を開始します。

そのときシュリーマンさんは実に49歳になっていました。

子供のときに夢をいだいてからなんと42年が経過していました。

莫大な財産をつぎ込み、2年の月日をかけて3000年以上も前の遺跡をシュリーマンさんはつきに発掘します。

\(^o^)/ \(^o^)/\(^o^)/ \(^o^)/\(^o^)/ \(^o^)/

この物語は「夢を掘り当てた人」として多くの物語やオペラの題材になっています。

シュリーマンさんはこの後次のような言葉を言っています。

「確かに私の心は金に執着してきた。しかし、それは私の生涯を賭けた大目的を達成するための手段と考えていたからにすぎない」

さて、3日連続でシュリーマンさんのお話を書いてきました。

あなたはどのような感想を持ったでしょうか?

「へ~ぇ~、すっごい人がいるんだね~」

「まぁ、こういった人はまれだから」

「もともと頭が良かったんでしょう」

「普通はここまでできないよね」

こういった感想でしょうか?

それとも、こころの中で「カチッ!」と音がしましたか?

シュリーマンさんのこの物語の中には成功法則がたくさん詰まっていますね。

いろいろなポイントがあるとは思いますが、私が一番大事なところだと思うのは、シュリーマンさんがロシア語を勉強したところだと思います。

ロシア語をマスターしたことが彼を大富豪にした大きな要因です。

しかし、シュリーマンさんはロシア語を勉強した時点では、ロシア語が彼に大きな財産をもたらすとは考えてはいなかったはずです。

ここなんですね。

普通の人は、「ロシア語をマスターしたら大金持ちになれる」と聞いたら勉強するでしょう?

これじゃだめなんですよね。

「チャンスは準備をした者の所に訪れる」って言葉知ってますか?

この言葉ってよく考えてみると、チャンスというものは、普段努力をしている人にはチャンスに見えますが、普段は努力をしない人にはチャンスには見えないんですよね。

このことはとってもとっても重要です。

この物語からはたくさんの気づきが得られると思います。

「夢はあるがくじけそうだ」って人!

参考になりましたか?

では、あなたの検討を祈ってますよ。