不幸せもそれほど悪くはないかも

突然ですが、あなたは今、「幸せ」ですか?

それとも「不幸せ」ですか?

もし、「不幸せ」と感じているなら、「不幸せもそれほど悪くはないかも」というお話をしますので読んでください。

今、幸せと感じている人も今後の参考のために是非読んでください。

僕は今までの人生で一番不幸せと感じたのは、23才から27才の5年間です。

この期間、入院・退院を繰り返しました。

5年間で6回入院しました。

一回の入院で、短い時は1ヶ月間くらい。長い時は4ヶ月間位でした。

B型慢性肝炎という難病でした。

で、この時期の僕の状況というのが最悪でした。

まず、両親も病気でした。

父親は前立腺癌、母親は脳梗塞でリハビリ中。

で僕は

・一人暮らし
・定職なし
・借金あり(結構多額)
・貯金もちろんなし
・保険(生保)なし
・頼る人なし

でした。

しかも、このB型肝炎という病気は感染するということで友達も消えていきました。
(空気感染とかはしないのに)

生活保護の申請も断られました。

区民税を払っていないという理由で。

にっちもさっちもいかない。八方ふさがりの状況でした。

でも、あれから28年経ち、今は家族があり、自分の仕事があり普通に生きています。

28年前、今のこの状況は全く想像できませんでした。

なにせ、医者からは「治らない」と言われていましたし、気功師として有名な方からは、もってあと3年と言われました。

しかし、今はあの試練というか、不幸せな出来事を経験して本当に良かったと感じています。

「辛いことを経験したから、これから辛いことがあっても耐えられる」からなんてことは言いません。

僕は、人って、辛いことには慣れないと思っていますから。

ではどういった理由からかと言うと、昔を振り返ってみると、あの不幸せのときに、思ったこと、考えたこと、体験したことなどが、今の自分を作り上げる基礎になっているからなんです。

長期間入院していると本当にいろいろなことを経験します。

いろいろな人の、いろいろな人生を目の当たりにします。

生まれてから一度も病院の外に出たことがなく、24時間点滴を打っている女の子。

事業で大成功を収めたものの、愛人を作り、家族をないがしろにしたため、親族のだれ一人としてお見舞いにこない初老の男性。

不治の病の男性を好きになり、その男性と交際していた看護師。
(その男性は僕が入院中に死亡)

原因不明の病気で入院してきて、様々な検査を行ったにもかかわらず、病名の特定ができずに月日が経過するうちに、精神障害の症状を発症した青年。

入院中、若年性糖尿病と診断され、婚約を解消した男性。

その他、実にいろいろな人と出会いました。

そういった人達と、消灯後の廊下で多くの時間を語り合いました。

その度に人生について考えさせられました。

まるで自分たちだけ、世の中から隔絶されているかのような錯覚を覚えたことを思い出します。

しかし、この入院生活があったからこそ今の自分があると断言できるのです。

今では、B型慢性肝炎で入院したことに本当に感謝しています。

少々長い文章になってきたので、続きはまた明日にしますね。

では、また明日。