人生のシャッターはいきなり下りる

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人生がいつまでも続くように思って生きていませんか?

人生には終わりがあります。

「そんなの当たり前、子供でも 知ってるよ」

って思うでしょう?

でもほとんどの人が自分の人生がこのまま未来永劫継続するかのような生き方をしていますよ。

私は23歳のとき、六本木で朝まで遊んでその帰り、地下鉄の駅を出たところに献血車が止まっていたので

「たまには良いことしなきゃ」

って思いで献血しました。

その日から約1ケ月後、日本赤十字社から郵便物が届きました。

そこには

「あなたは『B型慢性肝炎』の疑いがあるから、「東京大学医科学附属病院」か「日本赤十字社医療センター」に行くように」と書かれてありました。

で、東京大学医科学附属病院に行ったその日に入院になってしまいました。

そして「B型慢性肝炎」は不治の病ということを宣告されました。

この日、私は合コンの予定が入っていたんです(笑)

しかもスッチーと。

今で言うCAさん。

今思うともったいないことをしました。

このとき、

「あ、人生のシャッターって予告なくいきなり降りるんだ」って思いました。

そうです。

「あ、人生のシャッターって予告なくいきなり降ります」

一度、次のような場面を想像してみて下さい。

ある日、あなたは体の不調を感じ、病院に行きます。

色々な検査を受けた結果、医者から言われます。

「●●さん、あなたは癌です。それも末期の癌です。もって、あと1ヶ月です」

あなたはこの言葉を言われたとき、何を感じ、何を思うでしょうか?

「あ~、俺の人生、日々精一杯生きてきた、だから悔いはない、いつ死んでもいいよ」

このように思うか、

「あれも、これも、やっていない、死ぬなんてとんでもない、●●は来月から始めようと思っていたのに・・こんなことならすぐにやっておくんだった」

はたまた、

「私の人生、このような生き方ではだめだ、今の自分には嘘をついて生きてる。よし、本当に自分が納得して生きれるようなことだけをしよう」

と思うか。

昔、NHKの番組で自分の生き方に対して徹底的に向き合ったある医師のことを取り上げていました。

この医師は、医学部の助教授という職を捨てて、チェルノブイリ原発の事故で苦しむ人達のために、無給で仕事に励んでいました。

「余命あと1ヶ月といわれたら、自分は何を感じ、何を思うのだろうか?」

一度、自分に問いかけてみて下さい。

もちろん、この言葉が、あなたの本当にしたいことや、本当の生き方を100%クリアにしてくれる保証はありません。

今のあなたの生き方は、余命が1ヶ月とわかったときでも後悔をしない生き方でしょうか?

今日はここまでです。

ありがとうございました。

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