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今日と明日の2回に渡って「スピリチュアルな領域に手紙を書いて願望を実現させる方法」という内容でお届けします。
タイトルを聞くと「はぁ?」って感じを受けるかもしれませんね。
今まで、このような内容のお話をしたことはあまりなかったので、「加川さんもそういうことを言うんだって」思ったかもしれません。
しかし今日と明日の2回に渡ってお届けする内容は、自分の夢や願望を叶えるにあたって、かなり効果的な方法なので是非試してみてくださいね。
では、始めていきますね。
ご紹介する方法は、潜在意識領域の更に下にある領域にアプローチをする方法です。
19世紀に活躍した精神分析の創始者であるフロイトは「人間には無意識の領域がある」と言いました。
そしてユングは無意識の領域には「個人無意識」と「集合的無意識」があると主張しました。
集合的無意識とは、個人の内面に広がる無意識だけではなく、個人、家族、民族、人類を超えて、宇宙へと広がっていく無意識という意味です。
つまり、私たちの心の奥底には、個人的な無意識領域があり、さらに深いところに集合的無意識があるということになります。
一般的に潜在意識といえば、この個人的無意識を指します。
この個人的無意識に到達した思考は、そこから集合的無意識に流れ出てきます。その濃度やスピードが速いほど集合的無意識に与える影響は強くなります。
実はこのことに関しては、西洋だけではなく、東洋でも同じような考え方が存在していました。
それは仏教です。
仏教では古くから無意識の領域の探求が行われていました。
仏教が人間の無意識の領域に注目し、「人が意識できる領域はどこまでなのか?」「無意識の領域にはどのようなものがあるのか?」などの考察に答えを出し、体系化したのは4世紀後半から5世紀にかけてのことだと言われています。
したがって、仏教が無意識の領域に踏み込んで考察をしたのは、フロイトよりもかなり早い時期だったのです。
仏教ではこの無意識の領域のことを
「未那識(マナシキ)」
「阿頼耶識(アラヤシキ)」
「阿摩羅識(アマラシキ)」
と呼びます。
「阿摩羅識(アマラシキ)」が一番深い領域になります。
ちなみに、ユングが言った集合的無意識は、仏教では「阿頼耶識(アラヤシキ)」に相当します。
この集合的無意識は相互に影響を与えあっていることが知られています。
フロイトは次のように言っています。
「一個人の無意識が、顕在意識を経由せずに他者の無意識に作用できるというのは、たいへん注目すべき事柄である。これは・・・・議論の余地のない事実なのだ」
また心理学者のクリスティーヌ・カムストックは、「無意識対無意識のコミュニケーションは離れた場所への情報伝達の根底をなす」と考え、次のように言っています。
「この種のコミュニケーションは瞬時に強力に発生する。それは電話をしているときなど、相手と直接接触がないときに起こりうる」
以上のようなことから、集合的無意識にあなたの願望を効率的に送り届けることで、集合的無意識でつながる無限の叡智に助けを求めることが出来るようになるのです。
結果、あなたの願望実現のスピードは早まるということになります。
では、どうすればこの集合的無意識にあなたの願望を届けるのか?
その方法が集合的無意識領域に手紙を書くことです。
「そんなアホな・・・」と思うかもしれませんが、この方法は実に効果的なのです。
では、その具体的な方法については明日お伝えしますね。
それでは明日は楽しみにお待ちください。
ありがとうございました。