今日は「心配事の8割はおこらない」について書きます。
アメリカのミシガン大学の研究によれば、心配事の8割は実際には起らないそうです。
起きるのは残りの2割になりますが、これもそのうちの8割はあらかじめ準備して対応しておくことで、心配事には至らずに解決できるとのこと。
つまり、そのときにならないと手の打ちようのない「本当の心配事」は、全体の0.4割にしかすぎないとのこと。
(どのように測定したのかは不明ですが)
これを読むと少し心が軽くなりますね。
しかし、私たちは心配事のせいで心をすり減らすことが多いと思います。
あなたは「心配症」ですか?
人はどうしても未来のことが心配になります。
これは致し方ないことですね。
未来のことが心配になるから「貯金」したり「保険」に入ったりするわけです。
自分を守るためには「心配」する本能は必須でしょう。
しかし、これも度を過ぎると困ったことになります。
私の友人に「飛行機」に乗ることができない人がいます。
彼曰く
「飛行機は落ちたら絶対に死んでしまうから、だから乗らない」
とのこと。
今時珍しいですね。
彼はこの飛行機恐怖症のせいで海外旅行を一回もしたことがありません。
人生の枠が狭くなっていて、せっかく人生もったいないと思います。
飛行機は乗り物の中で一番安全な乗り物なのに。。
未来のことを心配するのは人間だから仕方ないでしょう。
でも、その度合いが強いと「人生の枠が狭くなります」
自分の可能性の枠が狭くなってしまうのです。
そこで、心配性の人は、何か心配事が出てきたら、前述のミシガン大学の調査結果を思い出しましょう。
そして、
「心配事はそれが起ったら心配しよう」とつぶやきましょう。
心配するということは結構なエネルギーを使います。
心配に使うエネルギーはもっと建設的なものに使いましょう!