ツキとか運というものは、偶然にあなたのもとにやって来るものではありません。
人生において成功を収めるためには、ツキや運というものは非常に大事なことです。
実力があっても運やツキがないと日の目を見ることができないことって多くありますよね。
このツキや運というものは、「偶然やってくるものではない」ということをほとんどの方は知らないようです。
人が成功したり、幸運に恵まれると、「あの人はたまたま運が良かっただけさ」とか、「ラッキーだよなお前は」なんていう言葉をよく聞きますね。
このように書くと、「じゃあ宝くじにあたった奴はどうなんだ?」このような疑問がわいてきますね。
確かになんの努力もしないで(努力はあったかもしれませんが・・・)一瞬にして大金を得られるというのは、確かにツイていた、運が良かったと言えるかも知れませんね。
しかしこのことは正確に言うと少し違います。このことを説明すると、話が非常に複雑で、長くなってしまいますので今回は割愛させてもらいますね。
ツキや運は、努力し自分を信じた人の元にやってきます
大きなツキや運は努力した人にやって来ます。小さなツキや運ならば普段の心構え次第でやって来ます。けっして偶然ではありませんよ。しつこいですが。
サラリーマンの方なら人事で大抜擢された。大きな契約が取れた。事業を行っている方なら、新商品が爆発的に売れた。大口のお得意先と契約が取れた。等々、このことは努力の結果なのですね。
あまりに当たり前のことでがっかりしたかもしれませんのでここでちゃんと解説をしましょうね。
ツキや運というものは、霊的なものでも、超常現象のようなものでもありません。皆さんも心の底ではわかっています。ただ見えていないだけです。
ツキや運というものは結果にしかすぎないのですよ。わかりますか?具体的に話を進めましょう。
ここに山田さんと鈴木さんがいます。二人とも同じ目標をもっています。
二人とも、「A」というものを達成しなくてはいけません。この「A」を得るためには、50パターンの道があるとします。山田さんは、2、3パターンを実行した後にこう言います。「やっぱり上手くいかないなーやっぱり難しいのかな?このままやっても結果は同じだろうからこの辺でいいか」と。
しかし、鈴木さんは違います。50パターンのすべてを実行する忍耐と精神力を持っています。そして32パターン目で、思わぬ人から助け船が出されたりしてそれを達成できます。
ここで成功できなかった山田さんはこう言います。
「鈴木はついてたよなー、あんな助けが入るなんて、こんなことだったら俺ももうちょっと続ければ良かったなー」また知り合いの人にも、「鈴木は運がいいよ。あんな助け船が出るなんてさ、あーあ。俺ってついてないよなー」と言い回るでしょう。
山田さんは頭の表層では「鈴木は運がいいな。チクショウ!」となっていますが、深層部分では違います。「やっぱり鈴木はあきらめなかったし、あんなに努力したから、助け船が出て来たんだ。やっぱり神様はちゃんとみてるよなぁ」
こんな感じでしょうか。
皆さん!!自分にもこのような心当たりがありませんか?
絶対にあるはずですよ。一つや二つ位は。
鈴木さんの努力が”思わぬ助け船”というものを呼び込んだのですね。一般的に言われる「ツキ・運」です。
◆ツキや運がない人の思考回路
わかりましたか?鈴木さんが20パターン目であきらめていたら「ツキや運」はやってこなかったのです。
★★運やツキが無い人にズバリ言いましょう★★
努力をする前に、なにかいいこと、つまり、棚ぼた式に「ツキ・運」が自分に来ることを期待していては、一生それは来ません。
またそういった人の心の中の言葉はこうです。「俺ってなにやってもついてないや、運がないな」です。
これは非常に問題です。自分でツキや運を遠ざけています。
いつもいつも、他人や、周りの環境が自分になにかいいことをしてくれることを心の奥で望んでいるのです。
しかしいつも当てはずれです。このことが繰り返し起こると潜在意識には「俺は、私は、ツキがない、運がない」こういったマイナス感情が刻印されます。そして努力を放棄します。
「どうせ俺なんかやってもできないし、無理に決まってる。」この言葉が意識的に無意識的にあなたを支配します。
今、あなたがおかれている現状は誰のせいでもありません。あなた自身が作り出したものです。全部自分のせいです。このことを肝に銘じて下さい。
「いや、そんなことは無い、望んでこんな現状になった訳ではない」こう反論されるかもしれません。しかしどのような物にも原因があって結果があるのですよ。よーく考えてみましょう。
では、具体的にどのようにしたらツキや運を運んでこられるようになるのでしょうか?
努力ですね。
しかし、この努力もなかなか普通の人にはできません。しかし、努力すれば必ずツキや運がやってくると分かっていたら・・・。
たぶん、ほとんどの方が努力を惜しまないはずです。
今日は以上となります。