朝、晩と少し冷え込むようになってきました。
さて、今日のお話は「肉体と思考」です。
私たちは「食事」「運動」に気を付けることが健康に良いということを知っています。
これはある程度事実でしょう。
なんら運動せずに、カップラーメンやらポテトチップスばかりをバクバク食べていたら、なんらかの病気になりそうです。
では、逆に、文句のつけようのない食事を採り、適度な運動をしていたら、ずーっと健康でいることができるのでしょうか?
そんなことはないですね。
これは、あなたもうなずくところでしょう。
食事と運動に気を使っていても、「思考内容」が不健康であれば体も不健康になります。
精神的なストレスが体に与える悪影響は今や誰でも知っています。
しかし、思考内容に気を使う人というのは極めて少ないのです。
実は、食事や運動よりも思考内容の方がずーーーっと重要なんです。
日常生活の範囲内でしか体を動かさず、食事もご飯と漬物と味噌汁だけでも長生きしている人はいます。
栄養学的にみても「この食事内容はちょっとね~」という人でも長生きするケースは珍しくありません。
しかし、思考内容が悪いと幸福に長生きすることはできません。
なぜなら、思考こそがあなたの人生を創造する唯一のものだからです。
気が弱い人は、人から「なんかちょっと顔色が悪いよ」と言われただけで、その言葉の暗示にはまってしまい、本当に体調がすぐれなくなることがあります。
また、ほんのちょっとしたことでも気にかかってしまい気分が沈んだり、行動が弱くなる人もたくさんいます。
自分の不幸な状況をなんでもかんでも自分以外のせいにする人もかなりたくさんいます。
少しの失敗を経験するだけでも未来の人生を悲観する人も多いです。
あなたの思考の健康度はどうですか?
食事や運動と同じくらい気を使っていますか?
食事に最大限の配慮を行い、運動を定期的に行っても「思考内容が不健康」であれば、何にもなりませんよ。
ブレーキとアクセルを同時に踏み込んでいるようなものです。
「卵と鶏はどちらが先?」ではありませんが
肉体よりも精神(思考内容)を優先させるべきです。
自分という存在を肉体(タンパク質の塊)と思っていると幸せな人生は歩めません。
本当に幸福で豊かな人生を歩みたければ、日々、刻々と流れていく自分の思考内容をチェックする癖をつけてください。
その結果、自分で感じた「思考の改善点」を日々の生活の中で実践していきましょう。
これを日々の癖とすれば、おのずと人生は好転していきます。