自分のやる気を高めることができない人は、どれほど才能があっても、平凡な結果で満足しなければならない
アンドリュー・カーネギー(アメリカの鉄鋼王)
夢や目標を達成するまでの過程はめんどくさいもの
この世の中では多くの人が何かしらの夢や目標を持って生きています。
「自分には何の夢も目標もない」こういった人は珍しいでしょう。
では、そういったものを達成するには何が必要なのでしょうか?
潜在意識の力?
行動力?
豊富な知識?
どれも必要ですね。しかし一番必要なのは「やる気」です。
やる気は、車のキィのようなものです。
どんなに馬力があるエンジンを積んでいても、どんなに性能の高いタイヤを履いていても、キィを差し込んでエンジンをかけないと車は1cmたりとも前には進んではくれません。
このやる気がおきなくて困っている人はとても多いのではないでしょうか?
「●●をやらなくてはいけないのは分かっているんですが、なんとなく億劫で・・・」
「■■を調べなくてはいけないのですがなんとなくめんどくさくて・・・」
こんな気持ちに勝てないでいる人がどれほど多いことか。
でもこの気持ちって滑稽ですよね?
夢や目標って物はそう簡単には手に入らないものです。
簡単に手に入るようなものなら目標や夢にはしないでしょう?
夢や目標を手に入れる過程にはめんどくさいことを沢山こなす必要があります。
そんなことは最初から分かっていてそれでも目標や夢を掲げた。
だけどめんどくさくてやる気がおきない。
この気持ちってどうにかならないのでしょうか?
やる気を起こさせる一つの方法
「英会話が出来るようになりたい」
「ビジネスをはじめて月収200万円を稼ぐ」
こんな目標を掲げてみたもののいまいちやる気がおきない。
こんなときは、自分が掲げた目標を達成することが出来たら「自分が手にすることが出来るものを具体的に紙に書いて」いつも目に入るところにおいておくことです。
英会話が出来るようになったら手にすることが出来るもの、月収200万円になったら手にすることが出来るものを考えるんです。
月収200万円を考えるからいまひとつやる気がおきないのですよ。
しかし、月収200万円になったら手にすることができるものをイメージするとやる気が起きませんか?
- リッチな海外旅行
- 高級外車
- 最高級のエステで至福の時間を過ごす
出来ればこういったものの写真を貼っておくともっといいですよ。
強制的に目に入ってくるところに張っておくんです。
わざわざ取り出さなくてはいけな所において置いたらだめですよ!
人間というのは本当にびっくりするくらいのめんどくさがりやですからそのうち見なくなってしまいますからね。
ポイントは気持ちがわくわくするようなものを探すことです。
では、もう一度復習しておきましょう。
「やる気を起こすには、夢や目標のことを考えるのではなく、それが叶ったら手にすることが出来るもののことを考える」
いいですか?
ちなみに私も昔はこの方法を使っていました。
私が病気と借金を抱えているときの目標は、病気を治して借金を返済することでした(普通?当たり前?)
このとき、どんな写真を貼っていたかというと・・・
「ビールと焼き鳥」の写真です。
ビールの写真はよく居酒屋さんに貼ってあるビキニのお姉さんがビールジョッキを持ってニコッて笑っている奴です。
焼き鳥の写真は雑誌の切抜きです。
自分は肝臓の病気だったのでお酒を飲むことが出来ませんでした。
また、お金がなかったので外食することも出来ませんでした。
すっごく変な話ですが多額の借金と難病を抱えているとき、やる気を一番高めてくれるのは、
「焼き鳥屋で焼き鳥を食べながらビールを飲む」
このことだったんですね。
ただ漠然と「病気を治して借金を返す」という目標ではモチベーションが上がらないやる気が起きなかったんです。
このとき、「自分って結構くだらないことでやる気が起きるんだなって」なんか情けない気持ちになりましたけど。
あなたも自分のやる気を引き起こすものを見つけてください。