さて今日は、先週のお話の続きです。
「昨日の話ってなんだっけ?」と言う人のために昨日のお話の復習をしておきましょう。
昨日の話をまとめると次のようなものでした。
1)「成功や幸せを手に入れるには行動が必要」
2)しかし、多くの人は、その行動が苦手
3)その原因は想像が飛躍しすぎるから(行動の先にある、最悪の結果を思い描くから)
4)現実には、自分が思い描くような最悪の結果はなかなかおこらない
5)悪い方向への想像力の飛躍を防ぐには、自分が想像していることに妥当性があるか、現実的であるかといった、冷静な判断をする必用がある。
6)この冷静な判断を容易にするためには、客観的な見地から、あなたの思考を判断してくれる人を確保すること。
7)しかし近くにそのような人がいない場合には、どうしたらいいのか?
8)実は、だれでも、とても信頼が置け的確なアドバイスをくれる相談相手を確保できる方法がある。その方法とは?
と、ここで終わっていたのです。
ということで、今週はこの続きをお話していきます。
では、どうすれば信頼が置け、的確なアドバイスをもらえる相談相手を確保できるのか?
その方法は、実に簡単です。毎日鏡に映っている自分に話しかけ、相談すればいいのです。
すいません。実にあっけなくて・・・。
そう、相談相手とは自分自身のことです。
「はぁ?自分では冷静に判断できないから、相談相手を探すんでしょう?」
「これじゃ意味ないじゃんか」
と、このように怒られそうですが、怒る前に、次に書く方法を実際に自分でやってみて下さい。
手順は次のようなものです。
1)鏡を用意する
2)椅子に深く腰を下ろし、目を閉じて腹式呼吸を3分間ほど行う(時間はあくまで目安で、気分が落ち着くまで行う)
3)気分が落ち着いたら、鏡に自分の顔を映す
4)鏡の中の自分の顔を3分から5分凝視する。このとき、鏡の向こうには、自分がいる世界とは違う世界があると思ってやる。そして、鏡に映っている自分は、鏡の向こうの世界から自分を見ているもう一人の自分だと思う。
5)鏡の中の自分の顔がもう一人の自分だと感じられるようになったら次のように聞いてみる。(鏡の中の自分がもう一人の自分だと感じられなくても5分くらいたったら次へ進んで下さい)
「自分は今、●●という目標(夢)を実現させるために、●●という行動をしなくてはいけない。しかし、その結果、●●という結果(情況)になったらと思うと怖くて動けない。この考えは妥当だろうか、それとも飛躍しすぎだろうか?実際にはこのようなことはおきないのだろうか?私は、冷静なあなたのアドバイスが欲しい。明日の夜までに、論理的で明確な答えを用意して下さい。私は、あなたの力を信用して、明日の夜を待ちます」
6)次の日の夜になったら、1~5の手順を行う。
7)次に、次のように質問をする
「昨日の夜、私はあなたに次のように頼みました。『自分は今、●●という目標(夢)を実現させるために、●●という行動をしなくてはいけない。しかし、その結果、●●という結果(情況)になったらと思うと怖くて動けない。この考えは妥当だろうか、それとも飛躍しすぎだろうか?実際にはこのようなことはおきないのだろうか?私は、冷静なあなたのアドバイスが欲しい。明日の夜までに、論理的で明確な答えを用意して下さい私は、あなたの力を信用して、明日の夜を待ちます』」
「今、私はその答えを受け取る準備が出来ています。答えを下さい。よろしくお願いします」
8)自分が鏡の中のもう一人の自分になったつもりで、頭の中に思いつく言葉を喋る。
以上のような流れです。是非実行してみて下さい。
「ほ~ぅう!? \(◎o◎)/! 」と感じていただけるはずです。
なぜこのようなことが可能なのでしょうか?
それは、あなたが、鏡の中の自分に質問を投げかけたときから、あなたの潜在意識が、その問いかけの答えを出すべく一生懸命に働き出すからです。
一晩時間を置いたところがポイントです。
「なんだ、潜在意識に問いかけるのなら、わざわざ鏡を使ってめんどくさい方法をしなくてもいいじゃないか」と思われるかもしれません。
しかし、不思議と、鏡を使うのと使わないのではその効果に大きな差が出るのですよ。
本当に。その理由はまたの機会に譲りましょう。長くなりすぎるので。
この方法は他にも応用が可能です。
●進むべき方向性が見えないとき
●悩みを抱えていて困っているとき
などにも効果的です。
是非、あなたもお試しあれ!