飛躍しすぎるイメージ

「成功や幸せを手に入れるには行動が必要」

耳にタコが100匹以上はできるほど聞かされた言葉だと思います。

「もう、私の耳にはタコが住める場所はない!」こんな状態の人が多いでしょう。

しかし、行動なくしては、何も起こらないというのは厳然たる事実です。

行動しなければ失敗もしませんし、傷つきもしません。そのかわりに成功もしませんし、達成感も味わえません。

「そんなことはわかっているよ」

って思ってるでしょう?
しかし行動ができない。

なぜでしょうか?

その一番の原因は、「想像力が飛躍しすぎる」ということです。

大事なことですからもう一度言います。

「想像力が飛躍しすぎる」ということです。

例えば次のようなもの、実際にあった例です。

営業マンの池田さんは、営業先で、そこの社員が社長の悪口を言っているのについ、同調をして盛り上がってしまった。

最初は気がつかなかったけど、そこには社長の秘書がいた。秘書と目が合った。

その日の夜「このことがばれたら自分は首になってしまうかもしれない」と急に不安になってきた。

そして、つい、次のような想像をしてしまう。

営業先の社長がこの件を知って、自分の会社に文句を言ってくる。

上司が自分を呼び出し、注意をする。

その後、この件が大きな問題になり、幹部から呼び出され、首を言い渡される。

就職活動を始めるがどこも雇ってくれない。家族は路頭に迷い生活は惨めなものになる。

こう想像すると怖くて仕方ない。
池田さんは本当にこの件で悩んでいました。

ここにあげた例は少々極端な例かもしれませんが、多くの人はこれらの人と五十歩百歩です。

例えば会社を辞めて起業をしたいという人は多くいます。

しかし、二の足を踏んでしまう。その理由の大部分は、失敗したときの恐怖です。

「借金を背負ったらどうやって生きていこう」
「子供がいて夜逃げになったら惨めだ」

私は1万人近くの方の起業コンサルティングを行ってきましたが、このようなことを言う人が実に多いのです。

が、実際は、このような情況にまで追いやられる人は、そんなにはたくさんいません。

夜逃げなんて稀です。

このように、いきなり極端な例を想像してしまうから行動が起こせなくなってしまうのです。(極端な例でも、成功の方向への極端な想像はOKです)

借金100万円を背負って はい、the end になる場合だってあるわけです。

100万円の借金だったらほとんどの人が返済できるはずです。

このように、悪い方向への想像力の飛躍を防ぐには、自分が想像していることに妥当性があるか、現実的であるかといった、冷静な判断をする必用があります。

この冷静な判断を容易にするためには、常に自分が信頼できる相談相手を確保しておく必要があります。

客観的な見地から、あなたの思考を判断してくれる人を確保することです。

「だけど自分の周りにはそんな人はいない」

このような人も多いでしょう。

では、そのような人はどうしたらいいのか?

実は、だれでも、とても信頼が置け、的確なアドバイスをくれる相談相手を確保できる方法があるのです。

その方法とは?

知りたいでしょ?

残念ながら、この方法についてはまた明日詳しく説明をしますね。

楽しみにお待ち下さい。

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