自信を得るためには、恐怖から逃げずに立ち向かう
仕事にしても、勉強にしても、それらを成功に導く大きな要素の一つが「自信」です。
たとえば、仕事を例にとってお話をしましょう。
クライアントの前で、重要な商談を決めるためのプレゼンを任されたとします。
プレゼンに自信があれば、それは上手くいく可能性が高いでしょう。
逆であれば残念な結果になる可能性が大きくなります。
では、プレゼンに対し自信を持つにはどうしたらいいのでしょうか?
答えはとても簡単ですね。
プレゼンの練習をし、実際の現場を数多く経験することです。
しかし、これだけではまだ不足です。
100回プレゼンの練習をし、実際の現場を100回経験しても、本当の自信が得ることはできません。
まぁ、プレゼンに慣れて緊張はしなくなるかもしれませんが。
では、プレゼンに対して本当の自信を持つには、あなた自身が行ったプレゼンを誰かから評価をもらい、商談がまとまるといった経験を数回得ることです。
そのためには、プレゼンから逃げていてはダメなのです。
「僕は人前で話すのは苦手だから、山田君代わってくれないかな?」
なんて言ってるようではNGなわけですね。
自分が何かで自信を得たかったら、「それに向かい失敗を恐れずに行動し、成功体験を得るまであきらめずに行動をする」これにつきます。
本当の自信は、成功体験からしか生まれません。
では、どうすれば恐怖に立ち向かい行動を起こせるのか?
本当の自信は、成功体験からしか得られない。
こんなことは誰でも頭の奥では分かっていることです。
しかし、成功体験を得るためには、「失敗したらどうしよう」という恐怖に立ち向かい行動を起こさなくてはけない。
この行動への一歩が踏み出せない。
このような方が多いと思います。
恐怖に立ち向かい行動を起こすには、「失敗したらどうしよう」という思考ではなく、「失敗するのがあたりまえ、上手くいったら儲けもの」「だからとりあえずやってみよう」と考えることです。
よく言われることですが、「あの天才打者のイチローだって10回、バッターボックスに立てば7回は失敗している」です。
凡人である人がいきなりうまくいく方がおかしいのですから。
今のあなたは過去の思考の積み重ねの結果
もし、あなたが、自分の現状に満足をしていないなら、それは誰のせいでもない、自分自信のせいです。
今の自分がいる状況は、過去の自分の思考と行動の結果の積み重ねからできているからです。
もし、あなたが今の自分を不本意と考えるのであれば、いつも何かから逃げてきたからかもしれません。
自分の人生の行路を運任せ、人任せにしてきた結果が今の自分です。
自分の人生の舵取りを主体的に行うには、自分に自信が必要です。
自信を得るためには「恐怖に立ち向かい成功体験を得る」このことが一番の近道です。