不安を消す方法

突然ですが、あなたの短所はなんですか?

私の欠点は、「飽きっぽい」なところ、悪く言えば「集中力がない」「継続性がない」ということでしょうか。

とにかく、一つのことをずーっと続けることができません。

小学校6年生のときに書いた文集に「僕は将来新聞記者になりたいです。なぜなら、僕はひとつのことを長時間続けて、できないからです。でも新聞記者は事件を追いかけていろんな所に行ったりできるし、また、追いかける事件も変わるから飽きないと思うからです」と書いてあります。

わかるような、わからないような論理ですが、このころから自分に継続性がないことを実感していたようです。

しかし、私は自分の短所である「飽きっぽい」というところを直そうとは思いませんでしたし、悩んだこともありません。

なぜなら、中学の英語の先生に、「欠点は長所の裏返し」という話を聞いたからです。

「『飽きっぽいということは、裏を返せば、いろんなことに興味を持てる』ということだから、それはそれでいいことだよ。人間には一人一人に役割があって、皆それぞれ違うから世の中は楽しいんだよ」というニュアンスの言葉を言われました。

それ以降、長所、短所というものを深刻に考えることはなくなりました。

なぜなら、長所・短所というのは、絶対的なものではなく、相対的なものだからです。

自分がいる環境によって、長所が短所になったり、短所が長所になったりします。

たとえば、プロ野球に「名選手名監督ならず」という言葉があります。

これは、選手時代に名選手だった人は必ずしも名監督にはなれないという意味です。

事実、名監督と言われている人を見てみると、選手時代はたいした成績を残していない人が結構多いものです。

選手時代に名選手だった人は、「なぜこんな簡単な球が打てないんだ?」「なぜこんな簡単なゴロがさばけないんだ?」となりがちです。

一方、不遇な選手時代を送った人は、上手く打てない人、上手く捕れない人の気持ちが痛いようにわかりますから、そういった選手の気持ちを考慮した指導ができます。

このように、長所が短所として作用し、短所が長所として作用することは、社会生活を営む上で頻繁に経験することです。

長所も短所も宇宙創造主から与えられた天賦の個性であり、その人の持ち味での内の一つと考えることができます。

自分の短所を気にして、それを治そうと頑張っている人がいますが、その行為は、自分の長所も無くしてしまい、自分の個性や持ち味を失うことにもつながっていることを忘れてはいけません。

自分の短所に目を向け、その修正で苦しむのではなく、長所に目をむけ、その長所を更に伸ばす考えに変えることです。

それこそが、あなたという個性を光らせ、成功を手にする近道になります。

実は、短所・長所というものは存在しません。

自分の中では短所と感じていても、他人から見たらそれは長所である場合もあるのです。

その逆も然りです。

世の中は人それぞれだから楽しいのですよ。

もし、あなたが自分の短所のことで悩んでいたら、その悩みとは今日でサヨウナラしましょう。

世の中の人が皆同じ性格ならちょっと気持ち悪いですね。

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