「加川さん、最近いろんな願望達成やツキ、成功法則、運命操作に関する本が出てるけど、いったいどれが本物だと思いますか？」このような質問を受けました。
あなたはどう思いますか？
私は自分勝手に五つに分けて考えています。次のような五つです。
| 「霊的派」 | 「前世、来世、守護霊」などの自分の運命は霊的なものが握っているというもの。 |
| 「エネルギー派」 | 「思考はエネルギーを持つ」「全ての物にはエネルギーがある」「エネルギーの操作で人生を良い方向へ」 |
| 「正統派」 | 「目標を明確に、それに向かって努力をする」「自己管理、情熱、信念を大事に」 |
| 「潜在意識派」 | 「潜在意識に願望を伝えられれば、願いは叶う」 |
| 「宇宙派」 | 「この世の中は、宇宙の集合意識によって左右される」「宇宙は神であり、また、自分も神である」 |
| 「ミックス派」 | 上記のものをミックスしたタイプ |
私は、はっきり言ってどれも効果があると思いますよ。要は本人が信じられるものであればOKだと思います。
しかし現在、私たちは科学の世の中にいます。何でもかんでも科学的に証明ができないものは、「うさんくさい」「あやしい」というレッテルをはられることが多いですね。
例えば、霊感や超能力も「いかがわしい」ものとして扱われるような傾向が圧倒的です。
しかし、心のどこかには、そういったものへの畏怖感があります。
真夜中に、墓地の中を一人で歩いてこいと言われて、気持ちよく歩ける人はそういないでしょう？
また、霊能者と言われる人に、あなたには「悪霊」がついていると言われて、「そうですか、そりゃぁすごいや」と喜べる人も多分あまりいないでしょう。
科学的には、「正統派」に分類されるものが、一番良いように思いますが、人の心はそう単純ではないです。多くの経営者や政治家が、重要な判断をするときに、「占い師」に一応見てもらうとか、いわゆる「げんをかつぐ」といったような、非科学的なものに依存している部分も多少はありますね。
どの成功法則、願望達成方法を信じてもOKというのは、宗教を信じることによっておこる、「病気治癒」に似ています。
多くの宗教団体には、いわゆる「信仰したら病気が治った」というようなものがあります。実際に私の親戚も進行した癌が、ある宗教を信仰することで、完治しました。
また、私の知人の友人は別の宗教団体に入信し、難病を克服しています。
多くの宗教団体がそういった「奇跡体験」のようなものを、「勧誘」に使いますね。では、いったいどの宗教が本当の宗教なのか？こういった疑問が出てきます。
多くの宗教信仰者は「うちは本物、あそこは嘘」というようなことをおっしゃいます。しかし、信仰する本人が、心の中で信じきっていれば、どんな宗教でも「奇跡体験」は起こるようです。
どの成功法則・願望達成方法でも、「成功事例」がある。どの宗教でも「成功事例」がある。これらはいったい何を意味しているのでしょうか？どうやら「キイ」は「信じる」ということにあるようですね。
では、「信じる」ことで何が起こるのでしょうか？
私は、「信念」の喚起だと思います。
人が持つ「信念」と言うものは、時にして想像もできないようなことを引き起こします。「信念」というものは非常に大事なのです。
あなたは、「今日寝ても、明日の朝には目が覚める」という信念があるから、ゆっくり寝られるのであって、「ひょっとしたら、明日の朝は、目が覚めないかも」なんて思っていたら、おちおち寝られなくなるでしょう？
様々な「成功法則・運命操作・願望達成方法」、「宗教」どれに頼るかは、あなたの勝手です。
それらは、信念を喚起してくれる「ツール」と思えば良いのではないでしょうか？いずれにせよ、現時点ではどれも科学的には証明は出来ないのですから。
現在、私が「101人」の方に行っている、「他者アファメーション」というものがありますが、これらをお受けになっている方の中からは、既に「願望を達成しました」「目標が達成できました」という嬉しいメールを23通ほどもらっています。
これらも信じてやっている方には効果が出ています。中には、「こんな大きな目標を、こんな短期間で！？」というような方も実際にいらっしゃいます。
この方は「病気の治癒」なのですが、いわゆる不治の病に侵されていた方です。はっきり言って、こんな短期間で効果が出るとは思っていませんでした。
改めて、人間にはすごいパワーがあるものだと痛感しています。
あなたも自分なりの信念を喚起できるツールを見つけられると良いと思います。
